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- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022733634
作品紹介・あらすじ
人びとの宗教への無関心が「仏教ビジネス」を肥え太らせる。葬式、戒名、墓地…飛び交うマネー、「知らぬが仏」の遺族に、「地獄の沙汰もカネしだい」の無信心…。MBAの資格をもつ老師が「仏教ビジネス」に喝。
感想・レビュー・書評
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MBAを取得しながら臨済宗の僧としても活躍している井上暉堂師による現代仏教を取りまくものへの批判をまとめた一冊。
いかにも現実にある内容ですが、ここにとどまっているのでは仏教1.0から逃れないだけに残念です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仏教経典や歴史の中身の部分についての知識はある程度あったのだが、現代日本社会の仏教ビジネスの現場の詳細は不明点も多かったので、いい導入的書になった。
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葬儀、法要、墓、戒名・・・。どの家庭でも習慣的に行われ、高額でも死者を弔うため、むしろ喜んでお金を支払う。さらに宗教法人は非課税。これをビジネスをとらえ、金儲けに走る輩がごまんといる事実に寒気が走る。この本はそんな仏教ビジネスの裏側を赤裸々につづった問題作。とても興味深く読めた。宗教法人こそ事業仕分けをしてメスをいれていくべきだ。
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