ほぼ確実に世界の経済成長があなたの財産に変わる最も賢いETF海外投資法
- 朝日新聞出版 (2008年9月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023302884
感想・レビュー・書評
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最近の世界経済の概観と、パッシブ運用を狙って海外ETF、投信に投資していく具体的な戦略を紹介している。
ベースとなる考え方は、本著でも一貫している。著者のインベストメントの考え方に共感できる人へ。考え方の枠組みは、前著までですでに提示されているので、本著は具体的な商品名を通じてその確認作業をするという感じではあるが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
7年の月日が投資環境を其れなりに変えているんだなと、実感。当時の考え方を振り返って読んでみると学ぶこともあると思う
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日本など先進国以外の世界中のほぼ全ての国と地域が、先進国の3倍以上のスピードで経済を拡大させていく。
ほぼ地球全体に投資するということが合理的な投資法。
インフレに負けないようインベストメントを少しずつでも始める。
長期的に見て、世界経済が発展する限り、市場は全体として右肩上がりとなる。 -
前半は「グローバルな長期分散投資の優位性」について。「連続する2日間の株価の関係を示した散布図」がなかなか面白いです。株価が下落(上昇)した次の日は株価が上昇(下落)するかどうかの統計を取った散布図なのですが、見事に相関関係はなし。昨日の株価は今日の株価に全く影響を及ぼさないみたいです。
株価は実際には長期的なチャートや外的要因などから予想するので一概に「株価は予想できない」とは言えませんが、それでもどれだけ株価を予想するのが難しいのかわかります。
予想できないならば全ての株を買えばいいじゃない、ということでグローバルなインデックス投資になるわけです。
後半はその要となる海外ETFの説明なのですが、その最大のデメリットとなる「確定申告が必要」がほんの少ししか説明されておらず、少し不親切に感じてしまいました。 -
ETFについて勉強をすることが出来たが、少し情報が古いのが残念だった。
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「貧乏人のデイトレ」でインデックス運用のバイブルと化した北村さんの海外ETFを利用した投資法の紹介
なんだかんだと著者の本を読むのは5冊目になるしパッシブ運用による国際分散投資についても3冊目になるので通してみると文中の内容は重複してしまうのは仕方のないところなのだが正直に言って内容が(商品名など)具体的になるにつれて劣化していっているような感じがしてしまいます
ETFのメリットが大前提での作品となっているのでインデックスファンドの優れている面、ETFのデメリットについては伏せられています
この本が出たのは08年の秋頃、自分がこのレビューを書いているのは08年末と四半期すら経過していないのに具体的な商品名にはすでに古さすら感じてしまうのも多々ある
今年で言えば比較する投資信託はSTAMインデックス・オープンを使うべきだし文中では主にバークレイズのETFでの海外投資法を紹介しているが現在での選択肢でのベストを選ぶのならバンガードのETFとなるだろうし今後この流れの速さで進むと具体的な紹介が必ずしも正しいことを示さない。雑誌化してしまうのでしょう・・・。
こんな面が劣化したように思えたところなのかもしれないし「北村さんの最新本」と言う期待値が高いからそう思えたのかもしれない -
前職で社長以下になげかけた商品。海外ETFは
よいとこのときすげーおもったんだよね。。
証券ビジネスをどうするかはおいておいて
月々の費用は軽減するし機動的に売買できるし。
そのとき、たしか★5つ感動したはずなので。 -
2011/07/03
2008年の本のため少し情報は古い。
資産運用の考え方のまとめとして良く出来ていると思う。
ETFはあまり今まで知らなかったのでこの本を読んで良くわかった。
ETF=上場している投資信託
メリット:いつでも誰でも買える
デメリット:少額から買えない
投資信託の毎月分配についても言及してほしかった。 -
海外ETFの勉強用として購入。
「大人の投資入門」とかぶる部分が1章くらいぶんアリ。
ポートフォリオの組み方など参考になる部分がある。