- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023308305
作品紹介・あらすじ
「食料自給率40%」におびえる日本の食卓の未来を予測する-。食料自給率が低くても、農家の後継者が少なくても、日本が食料の危機にさらされることはない!自給率にこだわらない"オランダ型"をめざせば、世界で勝てる日本農業を実現できる!食料自給率をめぐる不毛な議論に、終止符を打つ。
感想・レビュー・書評
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自給率の低下に対して、多くの国民は不安を抱いている。それは、農林水産省や農業関係者が行う「なにかの際に食料が輸入できなくなると、日本はパニックに陥る」との喧伝に踊らされている面はあるにしても、自給率の著しい低下が不安の背景にあることは確かであろう。
農地を規模拡大して農業の効率を高めても、国民経済全体を考えると、それほど大きなメリットがない。
人口が減少局面に入った日本はこれから、農業に限らずあらゆる分野で「選択と集中」をしていく必要がある。
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何をしなければならないか、何を目指すべきかではなく、何が問題なのか、どうなっているのかを知りたいのならお勧めできると思う。
誤植の多さはもう少しなんとかならなかったのかと思うが。 -
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長い
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【途中感想】日本が、どうあがいても、この狭い国土と過密な農業人口では、食糧自給100%は、無理であることが、わかった。この前提で、日本は、どう生き抜くのか?検討要!
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食料自給率のことがよくわかる良本。まず自給率が日本より低いオランダが、農業で儲けている(輸出額>輸入額)ことにびっくりした。特に知見のない自分からしたら、「自給率?あげた方がいいんじゃん?」くらいにしか感じてなかったが、世界と日本の自給率の比較、自給率を上げられるのか?自給率が低くて問題があるのか?農業を強くするには何をすべきなのか?なぜそれが出来ないのか?自分の中の疑問が一気に解消され、とてもためになった。
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カロリーベース自給率について理解出来た。概ね納得した。