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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023309272
作品紹介・あらすじ
国の借金が膨らんだあげく日本国債の格付けが引き下げられ、国内総生産(GDP)世界第二位の座は中国に奪われた。このまま人口減少・少子高齢化が急ピッチで進み、デフレ(物価下落)脱却が遅れれば、日本経済は沈没してしまう。「余命」はあと五年。小手先の対策では日本を再浮上させることはできない。人口問題に対応し、経済を成長させるしかないのだ。震災復興策も含め、人気エコノミストが日本経済の処方箋を提示する。
感想・レビュー・書評
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6月23日読了。
著者はみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。
震災後に出版されたので現在の経済状況に即して書かれている。
結構わかりやすく書いてあって、正直経済についてあまり詳しくない私も理解できた。
しかし、これからの日本に対する処方箋は前に読んだ『バブルの興亡』や『100年予測』と似たようなことが書いてあったな。
やはりまともな人が考えることは同じなのか。
知らずは政治家ばかりか…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記述が平易で論旨が明快。自分の政策評価と違っていても、きちんとその論拠を示している点で好感が持てる。第一線エコノミストによる普通の政策論だが、経済政策の論点を簡単に知っておきたい人には超オススメ。
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