- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033304106
感想・レビュー・書評
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先天性四肢欠損という障害をもつさっちゃんとその家族と友達のお話
かならずぶち当たるであろう壁を上手に描いている
ただし。読み聞かせは、つらい。。。
泣かないようにするのが、大変でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012.6.24.sun
【経路】
図書館。
【感想】
こどものころ何度も読んだ。「違いは個性でステキなものよ」ということがスッと入る良い絵本。大人でも常識に囚われて排他的になる人って多いから、色々なものごとに許容できる穏やかさを持ちたいものです。
【内容メモ】
・さっちゃんはきょう、とってもおかあさんになりたかったのです。
・おかあさんのおなかのあかちゃん
・おままごとが流行りのすみれ組
・てのないおかあさんは変なの?
・お父さん 魔法の手
・あばれんぼうのあきらくん チョコレート
・けいこせんせい 七夕様 お星様
・ジャングルジム
・へいき!だって、さっちゃんのてはまほうのてだもん! -
☆お母さんに読んで欲しい本☆
幼稚園の時にも読んだことがあったんですけど、その時はさっちゃんの気持ちしか分からず、色々な人がいるんだなと思ったくらいでした。大人になってから読むと、さっちゃんのお母さんの苦しい気持ちが痛いほど伝わってきます。その場しのぎのなぐさめじゃなくてしっかりときっぱりとさっちゃんに説明するお母さんは強いなって思いました。 -
「先天性四肢欠損という障害を負って生まれたさっちゃん。傷つきながらも右手の指がないという障害を受けいれ、力強く歩き始める。」
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名作ですよね。子どもの頃に読んだ記憶がありますが、大人になり子どもができてから読むとまた違った感情で読むことができました。
〇小学校低学年~ -
ちいちゃい頃に読んだ記憶があったけれど、
ふと読みたいと思って再読。
お母さんの年と近くなったせいもあり、
お母さんのさっちゃんに対する愛情、
さっちゃんの手を心配するら気持ち、
自分の愛する我が子が傷つけられた時の胸の張り裂けるような思い、
にも感情移入できる年齢になっんだなと思った。
子供にかわいい
とか
だいすきってちゃんと伝えられるお母さんって素敵だな
。
さっちゃんの
いやだ、こんな手いやだ、
って言ってる姿にも涙。
さっちゃんも素敵なお母さんになって欲しいな。
きっと子供を持つことで大変なことがまたあると思うけど、
優しく強いさっちゃんはきっと答えを見つけて生きていくはず。 -
さっちゃんはお姉さんになります
もうすぐ赤ちゃんがうまれるから
だから今日は幼稚園のままごとで、おかあさんになりたかったのに
てのないさっちゃんはおかあさんになれないよ!
とみんなから言われてしまいます
さっちゃんは幼稚園を飛び出して家に帰ると、
どうして手がないのかお母さんに聞きます
そして手は大きくなってもこのままだと知ります
さっちゃんは幼稚園にいかなくなりました
弟が産まれ、病院で会った帰り道お父さんから
さっちゃんの手は魔法の手だと言われます
読み聞かせ時間は12分弱
初めて読むと泣きそうになるので、慣れおくとよいかも
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この本は先天性四肢障害のさっちゃんの話だが、私はこの絵本を読んで、子どもはいつか自分と他人の見た目の違いをはっきりと認識し、相手や周囲の人たちにストレートに訴える日が来るだろうと思った。そんなときに「そんなこと言っちゃだめでしょ」なんて言葉で誤魔化さないで、しっかり言葉を選びながら教えてあげられるのか自信がない。そのときには、この絵本のように物語で子どもに語りかける本を渡す方が効果的かなと思う。
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素直に伝えようと