- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035165002
感想・レビュー・書評
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「悪魔の鏡」の魔法にかけられ、この世のすべてを凍らす「雪の女王」の氷の城に連れ去られた<少年カイ>、彼を探し求める勇敢な<少女ゲルダ>の、七つの物語からなる不思議な世界の冒険ファンタジ-です。 ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)の集大成といわれている名作の完訳版(偕成社)とか。
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2019.10.9
森のカラスと山賊の娘が好き。
みんな優しくて強くてかっこいい。カイは別だけど…
雪の女王は、カイがいなくなった時どんな気持ちになったのだろう?やっぱり心臓まで凍っているから、何とも思わないのかしら、、 -
ぼんやりとしか話を知らなかったので、新鮮な気持ちで読めた。
女王とクライマックスバトルとかないのね…?!
山賊の娘があまりに魅力的で、カイがかすむこと…。
解説に書かれていた通り、主人公はじめ、女性の強さが印象的。 -
ガラスの破片が、心臓に入って、人としての感情がなくなる、ううん…
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ゲルダのカイを想う気持ちが純粋でいいなあと思いました。
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かわいい話。
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アンデルセンの名作、雪の女王。
大人になってからのほうが良さがわかる。
ゲルダは行き当たりばったりだし流され系だし他人頼りだけど、みずから流されにいってるから自力といえば自力。
恩知らずにみえるのも確固たる目的を持ってそこへ一直線なのだとも見える。まあ子供だし。
私は寒さの厳しさがわからない育ちだから、女王も幸せにしてくれよと思ってしまう。
でも本当に寒い場所では近寄ってはいけない領域が厳然とあるのだろうと思った。
人間へのキスは二回まで。それ以上は触れられない。
ムーミンのモランが同情されつつひとりのままなのも多分同じ理由。
絵は良くない。
パーツは変じゃない気がするのに全体としてみると変。
特徴は薔薇なのに薔薇に見えない薔薇とか、足の関節どうなってんのさとか。
訳もそんなによくない。
ただこれは楠山正雄訳に親しんだから違和感があるだけかも。
これ単体で見れば悪くない。
でも買うなら他の版だな。 -
少女の冒険譚。
就寝中に侵入したのに、なんと親切な王子様とお姫様なのでしょう。この出会いは大きい!それから少女はとんとん拍子にツキに恵まれ、めでたしめでたし。 -
話はいいよ、そりゃ。クラッシックだもの。挿絵がイマイチで…。