- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035306108
感想・レビュー・書評
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【収録作品】1章 おじいちゃんの話-八月十二日-ナメクジナメタロウ/2章 フミおばちゃんの話-八月十三日-月の田んぼ/3章 大ばあちゃんの話-八月十四日-かっぱのふしぎな玉/4章 -八月十五日- 盆踊りの夜/もうひとつの物語-さいごにほんとうのお話をひとつ-
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お話の日付どおり、8月12日から読み始め、きょう読み終わりました。
先を読んでしまいたくなるのをおさえ、4日間かけて読んで、よかった。ほんとうに、よかったです。
ゼイタクなことをしたなぁ。
フミおばちゃんの話、富安さんが講演会で話してくださった「富安家のホラ話」(十五夜に空からおもちが降ってくる〜♪)を思い出しました。
あれって、何年前だっけ……。
「実体験」が「お話」になるということ。
そこに至るまでの時間(プロにしての)。
いま。の意味。
ここは、考えていいのだろうな。
考えるべきなのだろうな。
などなど、内容とは違う部分での、心にくるものがありました。
そうして、なにより強く思ったことは……
わたしも、大叔父さんのこと、忘れません。 -
お盆でちょうど良かった。
一番最後の話がグッときた。 -
感想
日本の夏は暑い。太陽はギラギラ輝き楽しみも多い。しかし過去の影はいつまでも落ちている。そのすべてを背負い次の世代に継いでいく。