- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036460700
感想・レビュー・書評
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この方の学校を舞台にした不思議な物語は、どうしてこうも面白くワクワクするのだろう。まるで本当に魔女と友達で、話を聞かせてもらったみたいだ。魔女が突然現れて、魔女と小学生のお話をしてくれる…どれも本当におもしろい!きかせたがり魔女、定年してるようには見えない(笑) こんな魔女に会えると楽しいだろうなぁ。
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岡田淳さんの、前に読んだ『選ばなかった冒険』が結構怖かったので、今回も怖かったらどうしようと心配しつつ読んだのだけど、全然怖くなかった。そして面白かった!
小学校に住む魔女たちのお話を色々聞かせてくれる。踊り場の魔女、ひげの魔女、タワシの魔女、しおりの魔法使いなど。どれもなんだか出会えそうな方たち。
それぞれの学年の目線から、小学校の空気を思い出させてくれる。構成もお見事で爽やかな読後感でした。
はたこうしろうさんのシンプルなモノクロ絵が、作品にとても合っていて素敵だった。タワシの魔女が一番好きだったな。
しおりの魔法使いに、一体どんな愛の物語があったのか気になる(笑) -
おもしろかった!なんて楽しいお話だろう。小学校にはたいてい魔女か魔法使いがいて、なにか不思議なことを起こしている。そんな魔女たちの話を、退職した魔女「きかせたがりやの魔女」が話してくれる。
ひとつひとつの話が微笑ましくておもしろい。そして、全体をまとめる意味で、思いがけず聞き手になった「ぼく」の心の動きや、最後のまさかの結末も楽しめる。
学校には七不思議がよくあるが、それはこういう魔女たちが起こしたものだったのかな。 -
ある日なぜか魔女に呼び止められ、どの小学校にもいるという魔女の話を聞かされることになる。
魔女の口から語られるお話はどれも楽しくバラエティに富んだ、小学生の子どもと魔女のお話。どれも短いお話なんだけど、スッと世界に入り込めて面白い!
そして、きかせたがりやの魔女とは一体何者なのか、どうして話を聞いてほしがったのか…?
最後にはそれらの謎も解け、「お~うまいことできてる!」と思わず関心しました。楽しく読めて、なんとなく心が温かい気持ちになる物語です。 -
たいていの小学校には、魔女や魔法使いがいる。
そんな魔女たちの不思議で楽しい話を語るのは退職した魔女。
話をきいてくれるだけでいいと言う魔女の目的を知った時、ニコリとさせられる。 -
たいていの小学校には、その小学校の魔女か、魔法使いがいるよ。
ー踊り場の魔女
チヨジョさんの話はどれも面白かった!
“ヒゲの魔女”の話が特にお気に入り。 -
どこの小学校にもひとりずついるという魔女や魔法つかいのお話を、引退した魔女が聞かせてくれるちょっとふしぎで楽しい物語でした
でもイラストのチヨジョさんがどうもおばさん(おばあさん?)には見えないんだよな〜(^^;) -
知らないだけで、小学校には魔女がいる。
小学校の魔女のお話。
さすが岡田淳さん。読みやすいし、引き込まれるし、語りかけがすばらしい。とてもおもしろかった。はたこうしろうさんの絵もとてもいい。