ネパール (世界のともだち)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 76
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036480708

感想・レビュー・書評

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  • 世界のおともだちシリーズのネパール編です。
    私が考えていたのは、ネパールという国を知るのに良い本と思って手にしたのですが。だいぶん違っていました。この本は、ネパールの首都カトマンズから30キロ東へ行った所にある。バネパに住む女の子アヌスカ7才を通して、ネパールの生活を見て行く設定になっています。
    アヌスカの学校の生活、家庭で両親と弟の生活、母の実家での祖母との生活などです。

    ネパールは、東西に細長い国土を、南と東西がインドに囲まれ、北は中国に接しています。面積は、北海道の1.8倍。北側は、世界最高峰のエベレストに代表される8000メートル級の山々が連なり。南は、高温、多湿で肥沃な土地です。首都があるカトマンズは、高原で1年を通じて穏やかな気候です。
    人口は、3100万人。言語は、約50%がネパール語。多民族国家です。2014年作成の本書のデーターです。政治は、ネパールで最大の政治勢力であるネパール共産党毛沢東主義派です。

    【読後】
    ネパールは、貧しい国ですが。山岳地帯を除く人が穏やかに住める面積の割に、人口が多いように感じました。アヌスカ家の飲料水は、町から30分歩いた所の湧水を毎朝一家で水を汲みに出かけます。
    それは、共同の水道から出る水が人が増えたことにより、水がでなかったり、濁っていたりするからです。その水汲み場には、多くの人が列を作っています。祖母の住んでいる村も湧水を使っています。エベレストの麓の湧水は、冷たくて美味しいだろうと……飲んでみたいです。
    ネパール (世界のともだち)
    2014.02発行。字の大きさは…中。
    2021.08.31読了

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    【令和3年(2021年)8月に読んだ本】

    8月に読んだ本は、26冊です。
    音読で読んだ池井戸潤さんのロスジェネの逆襲は、血沸き肉躍る戦いが、大銀行の法の名の下に理不尽に行われる様子が…綴られています。七つの会議は、社員の動きが生き生きと、魅力的に描かれた群像劇です。いつか再読したいです。
    皆様の応援で8月も楽しく読書が出来ました。
    ありがとうございます(⌒-⌒)ニコニコ...

    今月のベスト本は、下記の5冊です。
    ★★★★★は、ありません。

    ★★★★☆は、下記の5冊です。
    ドラマ「半沢直樹」原作 ロスジェネの逆襲 ――――― 著者/池井戸潤
    https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4478020507#
    七つの会議 ――――――――――――――――― 著者/池井戸潤
    https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4532171164#
    新装版 レモンをお金にかえる法 ―――――――― 著者/ルイズ・アームストロング
    https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/430924341X#
    夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス) ―――――― 著者/埜納タオ
    https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4575338419#
    フォトポエム絵本 よいしょ ――――――――――― 著者/工藤直子
    https://booklog.jp/users/kw19/archives/1/4097276425#
    ※令和2年(2020年)1月から、その月の最後に読んだ本に、その月のベスト本をのせています。

  • 978-4-03-648070-8 40p 2014・2・?  初版1刷

  • [墨田区図書館]

    図書館の新書コーナーにあったので、そこにあったシリーズ4冊を一緒に借りてきた。

    ちょうど国内の都道府県を言えたり、ことあるごとに「宇宙に行きたい」といい始めている時期なので、もう少し具体的に、世界を知って身近に感じてもらおうかと。

    どの本もその国のある少年少女の生活を具体的に紹介していく写真によるドキュメンタリーチックな作りで、子供の共感や興味が持てる構成だと思う。

    ネパールとケニアでは、子供の水汲みの仕事が印象的だった。もうすぐ6歳の息子に同じように早起きしてその距離まで水汲みを毎日するんだよ、と教えるととても嫌がってその真似事すらやろうとは言わなかったけれど、「そういうことを当たり前にしている子供もいるんだ」という事実はしっかりと伝えられたと思う。

    少しでも他の素晴らしい点、大変な点、様々な違いを実例と肌で実感してほしいな。

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著者プロフィール

1981年生まれ。自由学園卒業。1999年植林活動でネパールを訪れて以来、ネパール・カブレ地区の農村を訪ね撮影を行う。2004年写真展「幸せと幸せの間に」世田谷展。2005年写真展「幸せと幸せの間に」所沢展。2009年写真展「グラフィッチ」EMON PHOTO GALLERY。写真集『大地の花――ネパール 人々のくらしと祈り』(東方出版)、写真絵本『だいすきなもの――ネパール・チャウコット村のこどもたち』(偕成社)、フォトエッセイ『ゴマの洋品店――ネパール・バネパの街から』(偕成社)。

「2010年 『BANEPA ネパール 邂逅の街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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