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- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036521609
感想・レビュー・書評
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前半は、ヴィタリスの死、後半は花農家の破産と炭鉱の労働が書いてある。
ヴィタリスの死は「野たれ死」なのだが、愛とか思いやりとかプライドなどがいりまじって、懸命に生きようとした結果の死だった。
花農家でレミは小康を得て、家族や兄弟を得るけれど、あっけなく幸せというのは壊れるものである。一家は離散することになるが、この家族をレミはつなげる役をかってでる。
中巻の最後は炭鉱の労働が書いてあり、事故で地中に閉じこめられているシーンは真に迫っていて、とてもハラハラします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鉱山のシーンの迫力がすごい。
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だいたいストーリーを知っているつもりだったのですが、炭鉱!?そんな話あったか・・?
このエピソードだけで一つの小説にできそう。 -
Original title:Sans-famille.
漸くParisに着いたのにヴィタリスが凍死。
これからなのに暫く茫然しながら読みました。
2年経ってまた家族の温もりを失ったレミ。
炭坑町で出水で坑道から14日間も閉じ込められて。
私だったら発狂してしまいそうです。
泳ぎは達者ですが、精神的にまいってしまいそうです。
最後の救出sceneは感動しました。
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