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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784037449506
感想・レビュー・書評
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佐竹美保さんの描くネコ一座のみなさまにずきゅーん。
いやはや、なんともかわいらしい・・・。
文楽や歌舞伎でおなじみの『仮名手本忠臣蔵』を児童向けにわかりやすくくだいた本書。
忠義だ切腹だという話をどんな風に子ども向けにしたんだろう・・・と、興味津々で読んでみました。
本書の語り手は、なんとお軽!
しかも、きゃぴきゃぴしたキュートなお軽ですw
早野勘平を「あたしの彼氏!」って紹介しているあたりもイマドキ女子な感じです。
エッセンスを取り出してまとめつつ、伝統芸能独特の言い回しや洒落を紹介したり、わかりづらそうな言葉には説明がついたりしているので、物足りなさはありませんでした。
三浦しをんさんの『あやつられ文楽観賞』の「仮名手本忠臣蔵」の章を思い出してにんまり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金原瑞人が早野堪平の妻・お軽の目線で歌舞伎の忠臣蔵を解りやすく語って聞かせてくれます。佐竹さんの挿絵も、猫の姿の忠臣蔵で、ユーモアがあって楽しい。