日本哺乳類大図鑑

著者 : 飯島正広

• 偕成社 (2010年6月29日発売)

作品紹介・あらすじ

日本にすむ哺乳類100余種を、くらす環境により4章に分け、豊富な写真で紹介。通常の図鑑としての体の特徴や雌雄・親子、夏毛・冬毛などがわかる内容に加えて、くらしや行動などの生態も、写真で紹介。さらに随所に、四季折々の日本の風土に動物が美しく映えて写る写真集的ページも設置。図鑑、生態紹介のみならず、写真集まで、動物で見てみたいすべてが入った、日本の哺乳類図鑑。小学校中学年から。

感想・レビュー・書評

[seisokubunpuikiさんの感想 · 2012年2月10日]

種名・亜種名さくいん抜粋
ヤマネ…94〜97

分布　本州から九州に分布する。標高500mから2500mの亜高山帯までの森林にすみ、木の上でくらす。

※森林の伐採ですみかが減り、群れも孤立している。そこで森を小さな橋でつなぎ、ヤマネを守るこころみが山梨などでおこなわれていると記載。
冬眠しているときには、テンやカラス、キツネにおそわれ、8割近くが死んでしまうというデータもあると記載。

2010年7月、（株）偕成社、東京都、全179ページ

[さとさんの感想 · 2011年6月9日]

日本という限定で編纂されてるのが、いいな。
図書室、いれてもらいたいなー。

著者プロフィール

飯島 正広：写真家／動物映像作家 東京都出身。特にアジア熱帯地方、ヒマラヤ、アフリカなど厳しい自然環境での取材を敢行し、ユキヒョウ、クロツラヘラサギ、ツルのヒマラヤ越えなど、世界でも珍しい動物たちの撮影に成功している。NHK：地球ファミリー、生き物地球紀行、ダーウインが来た,他 民放番組多数制。『モグラの生活』（福音館書店）『街はいつでも猫日和』（小学館DVD）『日本哺乳類大図鑑』（偕成社）、『365日出会う大自然　森の動物』（誠文堂新光社）『アジア動物探検記』（福音館）ほか多数。

「2015年 『野生動物撮影ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」