短歌ください そのニ (ダ・ヴィンチブックス)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
3.85
  • (16)
  • (34)
  • (28)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 251
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040663685

作品紹介・あらすじ

読者の短歌を歌人・穂村弘が講評。実践的短歌入門。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 正しく、は覚えていないが
        (覚えられないが。が、正解)

    あの日、穂村さんは
    海がめの背に乗って手榴弾のピンを抜き、
    明けたばかりの空を吹っ飛ばした。

    この目で見たワケじゃないのに、
    しっかり記憶に焼き付けられている
    この光景って一体…

    言葉は不思議で面白い。
    ( )と( )の組み合わせ次第で
    時に核爆発を起こすことだって有りうる。

    穂村さんの元へと集まった
    短歌は私の胸のなかで、
    ぼんっ、ぼんっとおもしろいくらいに
    連続爆破し続けた。

    歌に寄せた穂村さんの評価も楽しい歌集。

  • 『ダ・ヴィンチ』連載コーナーをまとめた本の第2弾。
    投稿されている方々のレベルの高さに舌を巻いてしまいました。
    世の中をこんな風に捉えられる人が、こんなにたくさんいるのか…!

    やはり意外な言葉の組み合わせにドキドキさせられることが多かったです。
    それから、こわい歌。
    「こわい歌はいい歌」とほむらさんも仰っていますが、甘い歌よりもほんわかした歌よりも、強烈なイメージを残していくのが印象的でした。

    ほむらさんのコメントがいいなぁ。
    読者への短歌募集の呼びかけも、「何首までって上限はありません」とか「もっとください」…なんて、なんだかちょっと頼りない感じが可愛らしくて、くいっと胸のどこかに引っかかるのです。

    第3弾も期待。

  • 図書館より。
    短歌って勉強以外で読んだことがなかったけど、意外と面白いかも。

  • ダ・ヴィンチ掲載の短歌コーナーをまとめた一冊。
    前回同様に各回のお題と自由テーマの構成で、投稿作品にコメントを加える。
    どれも味わい深いしほむほむのコメントもよい。
    不幸な体験や記憶、境遇を詠んだ作品について、それを言葉に落としこむことに価値を置くところが素敵だと思う。
    ”「弱さ」の松葉杖として言葉というものが必要になる”というのはほむほむの歌でも感じられる内容。

    でもそろそろエッセイの新作が読みたいです。

    =======
    エスカルゴ用の食器があるのだし私のための法で裁いて
    行ったのか待てば来るのかバス停で本当のことはわからずにいる
    図書館の駐輪場にあるチャリに札がついてる「僧侶専用」
    家がもしお菓子で出来てたとしてもやっぱり床は食べないと思う
    屋上に行きたいねって話してるどうしてなんて誰も聞かずに
    死ぬときにこの手握ってくれる人募集中 すこし急いでいます
    旅行だしちょっといいメシ食べようとコンビニでいくらのおにぎり買った
    戦場に行くバスに乗る ポケットに酔い止めの薬だけを入れて
    一人閉じ それを見てまた一人閉じ 最初に傘を閉じたのは誰

  • 第二弾。読み終えて既に第三弾が楽しみ。
    最後の「もっとください」が何か可愛い。

  • 詩とか短歌とかって素敵だな。
    人生にあるとないのとじゃ
    ぜんぜん違ってくるだろうな。
    今回もざわざわさせていただいたし、
    きれいだなあと思った。
    本の中輝いてるなと。やっぱ言葉だなぁ。
    見慣れたものが見たことないものに見えてくる感覚って大事だな。

  • 雑誌ダ・ヴィンチで募集した短歌を紹介する『短歌ください』第二弾。

    今回もしっかりじっくり味わってページをめくった。
    自分では感じられないもの、見えないものを切り取った言葉たちが、こんなにも心をふるわせる。短歌ってすごい。

    <テーマ>
    罪/同性/数字/自然/体/味/エロ/距離/声/欲望/恐怖/年齢/植物/パニック/遊び/仕事/服/料理/幸福/インターネット/風邪/風呂/年齢/地元/日常/言葉/性格/電化製品/旅/戦争

  • 講評たいへん。短歌ってまとめて読むとなにがいいのかよくわからなくなる。短歌は買って毎日みよう、これは買わないけど。穂村さんって今年になってから好きになってきた感じ。以前は色メガネのおじさんってイメージしかなかった。

  • おもしろかったです。
    昔『ダヴィンチ』は毎月買ってたんだけどやめてしまったので、
    このコーナーがあるのならまた購読しようかなと思うぐらいおもしろかったです。

  • 『短歌ください』の続編です。
    どの歌も参考になる歌ばかりで頭が下がります。
    穂村さんのコメントも実にいいものばかりです。
    印象に残った歌はP168「背中さする手の美しさを咳き込むわたくしは見ることができない」、P78「あなたのこと見てるとキスをしたくなるキスとつねるは同じでつねる」、
    でしょうか。
    私も短歌の修行、頑張らなくてはと思いました。

全33件中 1 - 10件を表示

短歌ください そのニ (ダ・ヴィンチブックス)のその他の作品

穂村弘の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
角田 光代
穂村 弘
朝井 リョウ
三浦 しをん
三浦 しをん
穂村 弘
有効な右矢印 無効な右矢印

短歌ください そのニ (ダ・ヴィンチブックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする