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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784040663685
作品紹介・あらすじ
人気歌人・穂村弘が選を務める短歌投稿コーナー(本の情報誌『ダ・ヴィンチ』連載)を単行本化第二弾。鮮やかな講評が、短歌それぞれの魅力をさらに際立たせる。
みんなの感想まとめ
多彩な短歌が集まるこの作品は、穂村弘による鋭い講評がそれぞれの短歌の魅力を引き立て、読者を引き込む力を持っています。感情豊かでユニークな表現が詰まった短歌の数々は、時に心を揺さぶり、時に笑いを誘います...
感想・レビュー・書評
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ダ・ヴィンチ の読者から寄せられた短歌から、穂村弘氏が傑作を選出。氏の鮮やかな講評が、それぞれの短歌の魅力を引き立てる。
…さすがの傑作選。好きな作品に、付箋をつけていたら、とてもの数に、なってしまった。どうしよう。図書館から借りた本だけど、この本欲しいな。でも、好きな短歌、絞り込みました。
心臓で封をしたので心臓がなくなってくるしいです、よんで
「まだそんな幼いことをやってるの」言いつつ涙溢れるばかり
コンタクト?裸眼?待ってて当てるからあとすこし
君のまっくろな目
「元気をもらいました!もっと元気をください!」と迫り来る少女たち
月の裏だけを見ないで大丈夫あなた唾液で妊娠できる
わたしの声が君の髪がた縛ってる(忘れていいよ、
忘れていいよ、)
「そのコート素敵な闇の色ですね」君に心を持って行かれる
しゃぼんだまつくって笑い転げてる殺すと書いたTシャツを着て
切り落としたカイワレの根に水をやる母さん僕は生きるようです
きっともう神様だって忘れてるわたしを電子レンジが呼んでる
動物は何も言わずに死んでゆく人間だけが、とてもうるさい
、、、愛猫ミィが、亡くなるまえ、死にたくないよ、というように、ガォゥ、と、3度、鳴きました。そのことを思い出しました。、、、
ほんとうの事を言っておののかせ靴も履かずに自転車を漕ぐ
一生をかけてもわたしにつくれない電子レンジを
100円で売る
どうしようもなくとくべつなあなた 指差されたら死んでしまうわ
読みかたのわからぬ名前のバス停で死んだ犬など思い出してる
きみの手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕
、、、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
りまの
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正しく、は覚えていないが
(覚えられないが。が、正解)
あの日、穂村さんは
海がめの背に乗って手榴弾のピンを抜き、
明けたばかりの空を吹っ飛ばした。
この目で見たワケじゃないのに、
しっかり記憶に焼き付けられている
この光景って一体…
言葉は不思議で面白い。
( )と( )の組み合わせ次第で
時に核爆発を起こすことだって有りうる。
穂村さんの元へと集まった
短歌は私の胸のなかで、
ぼんっ、ぼんっとおもしろいくらいに
連続爆破し続けた。
歌に寄せた穂村さんの評価も楽しい歌集。 -
その1が面白かったので読んだ。
他の本の合間に読めてよい。
だんだん短歌の間合いが分かってきた気がする。
「てっぺんに0120つけたよな君の愛ってすげぇ気楽ね」
という短歌がよかった。
自分が損することはないという保証された安全圏でしか動かない人のこと。こう表現するのか…!と感動した。0120…そうだな… -
『ダ・ヴィンチ』連載コーナーをまとめた本の第2弾。
投稿されている方々のレベルの高さに舌を巻いてしまいました。
世の中をこんな風に捉えられる人が、こんなにたくさんいるのか…!
やはり意外な言葉の組み合わせにドキドキさせられることが多かったです。
それから、こわい歌。
「こわい歌はいい歌」とほむらさんも仰っていますが、甘い歌よりもほんわかした歌よりも、強烈なイメージを残していくのが印象的でした。
ほむらさんのコメントがいいなぁ。
読者への短歌募集の呼びかけも、「何首までって上限はありません」とか「もっとください」…なんて、なんだかちょっと頼りない感じが可愛らしくて、くいっと胸のどこかに引っかかるのです。
第3弾も期待。 -
第二弾。読み終えて既に第三弾が楽しみ。
最後の「もっとください」が何か可愛い。 -
ダ・ヴィンチ掲載の短歌コーナーをまとめた一冊。
前回同様に各回のお題と自由テーマの構成で、投稿作品にコメントを加える。
どれも味わい深いしほむほむのコメントもよい。
不幸な体験や記憶、境遇を詠んだ作品について、それを言葉に落としこむことに価値を置くところが素敵だと思う。
”「弱さ」の松葉杖として言葉というものが必要になる”というのはほむほむの歌でも感じられる内容。
でもそろそろエッセイの新作が読みたいです。
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エスカルゴ用の食器があるのだし私のための法で裁いて
行ったのか待てば来るのかバス停で本当のことはわからずにいる
図書館の駐輪場にあるチャリに札がついてる「僧侶専用」
家がもしお菓子で出来てたとしてもやっぱり床は食べないと思う
屋上に行きたいねって話してるどうしてなんて誰も聞かずに
死ぬときにこの手握ってくれる人募集中 すこし急いでいます
旅行だしちょっといいメシ食べようとコンビニでいくらのおにぎり買った
戦場に行くバスに乗る ポケットに酔い止めの薬だけを入れて
一人閉じ それを見てまた一人閉じ 最初に傘を閉じたのは誰 -
ダ・ヴィンチの読者投稿による短歌集。
分かり易くセンス溢れる作品が多くてとても面白い。
色々な人の短歌を読めるのも嬉しい。 -
詩とか短歌とかって素敵だな。
人生にあるとないのとじゃ
ぜんぜん違ってくるだろうな。
今回もざわざわさせていただいたし、
きれいだなあと思った。
本の中輝いてるなと。やっぱ言葉だなぁ。
見慣れたものが見たことないものに見えてくる感覚って大事だな。 -
雑誌ダ・ヴィンチで募集した短歌を紹介する『短歌ください』第二弾。
今回もしっかりじっくり味わってページをめくった。
自分では感じられないもの、見えないものを切り取った言葉たちが、こんなにも心をふるわせる。短歌ってすごい。
<テーマ>
罪/同性/数字/自然/体/味/エロ/距離/声/欲望/恐怖/年齢/植物/パニック/遊び/仕事/服/料理/幸福/インターネット/風邪/風呂/年齢/地元/日常/言葉/性格/電化製品/旅/戦争 -
おもしろかったです。
昔『ダヴィンチ』は毎月買ってたんだけどやめてしまったので、
このコーナーがあるのならまた購読しようかなと思うぐらいおもしろかったです。 -
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『短歌ください』の続編です。
どの歌も参考になる歌ばかりで頭が下がります。
穂村さんのコメントも実にいいものばかりです。
印象に残った歌はP168「背中さする手の美しさを咳き込むわたくしは見ることができない」、P78「あなたのこと見てるとキスをしたくなるキスとつねるは同じでつねる」、
でしょうか。
私も短歌の修行、頑張らなくてはと思いました。 -
16/02/16
その1よりはおだやかなかんじでそこまで奇抜な詩がなかったかな。ハードカバーなのがいいね。
P30・煮え切らぬきみに別れを告げている
細胞たちの多数決として
P41・俺なんかどこが良いのと聞く君は
あたしのどこが駄目なんだろう
P57・来ないからあたし大人になっちゃった
放課後の君はノストラダムス
P136・君よりも少しだけ長いお祈りで、
君はわたしよりしあわせになる -
シリーズ第二弾。たった三十一文字を読んだだけでぶあっと物語が立ち上がってきて、訳もなく怖くなったり泣きたくなったりクスリと笑えたりする短歌がたくさんあった。読むタイミングによって印象的な短歌は変わると思うのだけど、今は「俺なんかどこが良いのと聞く君はあたしのどこが駄目なんだろう」という詩が絶望的に響いた。
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☆4 水無瀬
穂村弘は評が実にうまい。投稿を募り選ばれた歌たちなので、新しく鮮やか。
「 月の裏だけを見ないで大丈夫あなた唾液で妊娠できる 」
この歌がいっとう好き。せつない。 -
2015年2月15日読了。
ドキッとさせられる歌が多くてとてもよい。本当に、素人とは思えない・・・。 -
一般の人の言葉たちであるということが、やっぱりたまらなくすき。スーパーのパートのおばちゃんや電車で参考書読んでるJKが、ふっとこんな言葉を作っていたらと想像すると、世界は思ったより広いし怖いし素敵だなあと、思うのです。
今回一番印象に残ったのは、
「♯あと二時間で世界終わるし走馬燈晒そうぜ」
世界は終わるのに、他人の走馬燈への興味はある。
現代的で享楽的で、愉快でおしゃれだなあと。 -
穂村さんの何かで読んだ記憶があって、昨今、圧倒的にシンパシーの表現が多いと。いいねと口コミの弊害でしょうか。あらためて、短歌には、そうくるかーというワンダーの要素もないと成立しないなと思いました。次回の作品を募集するため、テーマ紹介のまくらにおかれた穂村さんのワンダー表現が桁外れにオモシロく、ゴキブリに投げ飛ばされたことがある体験だとか、投稿する方にこれを乗り越えろという威嚇がすごい。
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投稿される作品がヒートアップしていってるような気がします。
この本が好きな人におすすめの本
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