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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040722849
感想・レビュー・書評
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三冊目の薔薇十字叢書。たくさんシリーズ出てるんですね、これ。
京極夏彦ファンで手当たり次第買ってたらきりないな!これ!笑
三冊目にして、なんかようやく巡り会えた感じ。
今までのセレクトが悪かったのかなー。
これが一番本来の百鬼夜行シリーズに近い気がする。
妖怪の絡め方とか、関くん(ではなかったけど、そう思わせる部分)の鬱っぷりとか。笑
百鬼夜行シリーズの魅力って、キャラクターももちろんだけどあの妖怪の薀蓄とか事件との関連性だと思うので。
最後にきっちり京極堂が落として終わりってところが正統派継いでるなーと。
(あくまでも“解決”ではなく“落とす”で。)
いくつか読んだ中で、これは…??と思うようなのは、キャラクターが全面に出てるだけでなんとも微妙、もうその程度なら妖怪出さなくていいじゃん!って感じだったので。
京極夏彦の百鬼夜行シリーズを読む前の肩慣らしにすごくいい一冊だと思います。
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