- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040736952
作品紹介・あらすじ
女子が苦手な高校生・湊人は、見慣れない同級生・繭から告白をされる。断るつもりも彼女の勢いに呑まれ、つい交わした約束。それは一冊の手帳に書かれた未来日記を、一緒に叶えることだった――。儚い恋愛青春物語。
感想・レビュー・書評
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ある事情で女子が苦手になった湊人。
そんな湊人は不思議な少女・繭にある未来日記に書かれたことを一緒にやって欲しいと頼まれてーー
切なくて儚い、青春ラブストーリー。
とっても切なくて、儚くて、胸に染みます。
想いが叶わない切なさ、人の命の儚さ、そんなことが
ぎゅっと一冊に濃縮されています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060859
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目的を考えると神埼のとった行動が見当違いで、自分の欲望滲み出ちゃった感強いので、やり方おかしいなと違和感が強い。ただその辺を棚上げして恋愛部分だけ見ておけば切ない恋物語になってます。河本が凄く良い子だな。
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すごく辛かった。
誰かにすごく勧めたい。
感情移入してしまい、涙が出た。 -
繭も湊人も、すごくいいよさんらしいなぁ。
このほどよい苦さと微妙な拗らせ具合は、彼女にしか表現できないものだなといつもおもう。
繭を受け止めるには湊人はまだ早いかなと感じたけれど、18歳でこんな恋を二度経験した彼はきっといい男になるんだろうね。
5年くらい経って、どこかで話をする繭と湊人を想像して頬が緩みました。
若い頃の恋愛って、持久力がないから瞬発力なんだよね。
だからこそ永続性を求めてしまうけれど、刹那の愛おしさを噛み締めることも大事だから。
叶絵ちゃんはずるかったね。わたしはそういう女のずるさは大好きだけど、なかなか罪なことをする。