ジギタリスの女王に忠誠を 修道院の王位継承者 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.07
  • (0)
  • (6)
  • (5)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 80
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040738772

作品紹介・あらすじ

内乱続きの小国の新王は何の力もない元修道女のマーガレットだった。けれど国王になった直後に内乱が勃発し、さらに宝剣も盗まれて――!? 無力な少女が血塗られた玉座を制する、光あふれるヒストリカル・ロマン!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 無力な少女が敵だらけの中で女王として立ち上がっていく力強い物語。
    敵の黒幕も分かっているので内容は結構あっさり風味。
    恋とかもしてる場合じゃないのでとにかく一心不乱に王になろうと頑張ってます。

  • とても楽しかった。
    この作者さんの書かれるヒストリカルは、一筋縄ではいかない状況で思い悩んだヒロインが、立ち上がり道を切り開いていく姿がとんでもなく格好良い。
    権威を王配や摂政へ譲るように言われても、自ら学び、意思表示し、戦場にも立つマーガレットの負けん気が素敵でした。
    遠慮のない主従コンビも良かったですが、ライオネルとの鏡を見るような、それでいて無い物ねだりと憧れをない交ぜにしたような思慕ともつかない関係が絶妙でした。
    お互いの視線に気づくところは何とも言えない色気があるし、地下牢でライオネルがマーガレットを見上げて忠誠を誓うシーンは美しかったですね。
    その後の共同作戦もワクワクしたし、結末は収まるべきところへ収まった感じです。
    惜しむべきは、とても物語として厚みとボリュームがあるのに、一冊に収めてしまったところ。
    もっと掘り下げて読ませてほしいなぁと思うところがたくさんありました。
    でもそれくらい好きな作品です。

  • ジャケット買い。
    薔薇戦争モチーフとのことだが、かなりライト。

  • 面白かった。生来強いわけでも特別賢いわけでもない女の子が、運命に流されないために、大切なものを守るために、強くなることを決意して茨道を行くのが好き。

全4件中 1 - 4件を表示

仲村つばきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×