Wの悲劇 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003213

感想・レビュー・書評

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  • エラリー・クイーンがあとがきを書いているのに何より驚いた。

  • どこかで見たタイトルだなぁ、ということで手に取ってみたら、有名なやつだった…(苦笑)
    結構前の作品のようだけど、読んでいて普通に面白い。展開がコロコロ変わるのも飽きなくていいなぁと。時期からするとこういうテイストの小説の走り?なのだろうか。
    さすがに孫が犯人、というのは違うだろうとは思っていたけど、もう一回変わるとは思わず…
    最後の2人の流れはちとわからんが…

  • 【製薬会社会長の別荘に一族が集まった正 月、悲劇の幕は切って落とされた。会長が 姪孫に刺殺されたのだ。彼らは外部犯に見 せかけようとするが、その偽装工作を警察 に暴露しようとする人物が現われ、事件は 意外な方向へ…。】

  • 『Wの悲劇』懐かしいわ~。
    映画観たのっていつだったかなぁ~。薬師丸ひろ子のアイドル全盛期。

    でも、この小説はタイトルは同じだけど、ストーリーは全く別のもの。
    映画は小説を題材に作られたらしいけど、私はまったく別物にみえた。
    ぜーんぜん違うわよ。

    話は
    新雪に包まれた山中湖畔。日本有数の製薬会社・和辻薬品会長の別荘で、突然、悲劇の幕は開いた!和辻家のだれからも愛されている女子大生の摩子が、大伯父に当たる当主の与兵衛を刺殺したのだ。一族は外部からの犯行に見せかけるため、摩子の家庭教師・一条春生に協力を要請し、偽装工作を…
    しかし、その偽装工作の裏にはもっと恐ろしい事実が隠されてて。。。

    って話。
    舞台が山中湖ですごく懐かしかったわ~。
    旭ヶ丘の停留場とか知ってるし。。。。
    うちもよくお正月に別荘行ったしな~。

    まぁ、よくある資産家殺人事件の話。クリスティの推理小説を難しくしたような話。
    でも夏樹さんはエラリー・クイーンと親しくって、彼女から助言されてこれを完成したみたい。
    すごいな~。
    これを機に夏樹さんの本もいろいろ読んでみたいわ。

  • 素晴らしく上手に出来てるけど、感情移入がいまいち。

  • このたびドラマ化されたことをきっかけに読んだ1冊。和辻家に起きた事件の真相は…最後に向かうまさかの展開のスピード感がやはりすばらしい。

  • 武井咲ちゃん主演のテレビドラマを観ながら並行して読んだ。ドラマ最終話の前に読み切ったけど、真犯人は同じ人…?
    後半にややバタバタ感、でも面白かった。

  • ずーっと昔(笑)薬師丸ひろ子さんが主演で映画化が決まった時に買って読みました。
    実家の本棚で見つけたのでまた読み返してみようと思います。
    版がかなり古いです(^_^;)

  • 面白かったかな。すいすい読めたし。ミステリーだから当たり前だけど、結構陰湿だと思った。最後のあの二人…気になるなぁ。

  • スラスラ読めた

    有名だと思って読んでおきたかった
    武井咲の双子のドラマとベースは一緒でも
    双子でてこなかった...

著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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