雪国 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008461

感想・レビュー・書評

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  • 2013/07

  • 4〜5

  • 人間関係の難しさがよく分かった本でした。とても悲しい本でした。

  • 冒頭の一文しか知らなかったので、そういう話なのね、と。
    若いのになかなか難しい女性像でした。。(共感できないばかりか、行動の理由すら原因が分からない。。40代未亡人とかならそんなものかなぁと思うのですが)

    とつとつと時間が進んで、起承転結の真ん中は無い感じ?まぁ現実なんてそんな感じ? 系かと思っていたので
    ラストに あれ?!! と驚きました。
    そして解説を読むまで結末のその後が分からなかった。。

    澤野久雄氏
    E・G・サイデンステッカー氏
    花柳正太郎氏(劇)

  • 表現がとても美しかった。指で覚えているという表現を覚えている。ただ、あまり手が進まず、途中でやめた。この本は、もっと歳をとってから読むべきなのかもしれない、正直、表現が美しかった、ということ以外に印象に残らなかった。

  • 越後湯沢から帰るのに手持ち無沙汰なので買いました。
    酒を飲んでいたので、国境を越えると爆睡していましたが笑。

    読み進めていくと、雪国の情景が目の前に浮かぶようで、なんとも言えない感じでした。

  • 「康成の雪国?読んだことあるけど(ドヤ顏」したいが為に読みました。恥ずかしながら私、トンネルの向こうに一体何があるのか、今まで知らずに生きてまいりました。ぼーっと読んでたら話が終わった。ファッションセンター島村また駒子と話してるのかよ、毎晩よく飽きねーなとか考えてたら話が終わった!やられた!というのが感想。個人的に「無為徒食」「徒労」「駒子と島村の気持ちのすれ違い」が重要な気がする。要再読。あと全然関係ないけど、全国の島村さんはニックネームで「ファッションセンター」とか呼ばれてるんだろうかとふと思った。

  • 年をとってから、この本を読んだが、後の方が、読んだ後がすばらしかった。誠実で、頭がいいがあまり、将来の見えない雪国の女性のこの透明な美しさが、雪国の清冽な寒さとマッチする。

  • 言葉が織りなす日本の美。情景が、色彩が目に浮かぶよう。

  • 9/24 28冊目。

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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