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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010419
感想・レビュー・書評
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4年ぶりに再読。
小劇団の人気俳優・七曲風馬は、父親が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、警官になる。交番勤務から都民相談室に異動を命じられた彼は、着任早々に受けた都民の相談から、老人詐欺の疑いがある投資会社を捜査することに…
複数の人物が複数の偽名で詐欺を繰り返すので、誰が誰だか分かりづらいです。
黒幕は「お前だったのか!」っていう展開でした。ただ、十分な証拠があるにも関わらず、小芝居でトリックを披露して自供を促す風馬のやり方は、賛否が分かれると思います。
リアルを求めるなら「なし」ですが、私は嫌いじゃないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
消費税8%〜10%の話もタイムリーだし、主人公が小劇団の元俳優の設定も嫌いじゃない。
途中まで面白かったのになぁ・・・。犯人も手口も悪くないと思ったのに・・・。種明かしを舞台で演じてしまうあたりが、それこそ芝居くさくて、気持ちがス〜ッと引いてしまったみたい。最後まで盛り上がることが出来ませんでした。
相談室のメンバーもさりげなくサポートしてくれたりして、雰囲気は悪くなさそう。
浅川室長、出張旅費は出せないから自腹で行くように指示しておきながら、五千円カンパ。キツい性格っぽいけど何かと面倒見はいいみたい。でもお金は投げて放って寄越すのは、良くないよ。うん、良くない。テレ屋さんなだけなんだろうねぇ・・・。