- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041013243
作品紹介・あらすじ
フィリエルとルーンは「世界の果ての壁」を見つけだすが、想像もできぬことになってしまう。そして、竜退治に苦戦するユーシスの前に、思いもよらぬ侵略軍が…!? ついに、フィリエルは女王と対峙する。
感想・レビュー・書評
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だいぶ前に読み終わっていたけど、ブクログに書くのを忘れていた。
もとはこれが最終巻だった。
いくつかは謎のまま終わっている。ちょっと不思議な終わり方。
ナイトの言い訳のところ、ルーンの涙におろおろするユーシスとか。義勇軍のくだり、かわいくて好きだった。死にかけたユーシスのみた幻の妹がかわいい。
ロットの「かわいいから許す」には当時けっこうおどろいた。(オタク仕草)
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一応ここで大円団…ということらしい。
残りの3冊は外伝の立ち位置ということ?このまま読みます!
RDGもけっこうバタバタと終わった気がするけど、これもけっこうバタバタと畳み掛けるラストで最高だった。ダイアナウィンジョーンズのような。
ユーシスがあのタイミングで思い出したのがあの子のことだったとか、ルーンの参謀としての活躍とか、そしてそして王女争いの結末含めて、最高のオチだったと思う。
ただちょっと、博士…博士のところだけはもうちょっとください -
☆5
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何をどう書いたらネタバレにならないか困るくらいの展開。物語をここで終わらせてもいいんじゃないの?って言うくらい色んなことがあって、この世界の成り立ちや女王の役割についても新事実が判明して、さらに3巻残っている。何が起きてもおかしくない状況。ところで、どうして「闇の左手」なんだろう。
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また中公文庫版から、角川へ移る。
これにより、もしかすると読み飛ばした部分ができてしまったのかもしれない。
双子っていつの間に出てきたっけ?
ルーンを追ってたどり着いた地下組織、ヘルメス党。
そこは科学者の楽園だった―?
ルーンとフィリエルは竜の森の様子を調べに出かける。
すると、東のトルバート帝国が、大挙してグラール国に迫っている。
壁が緩んでいて、竜は続々と人間の領域に入ってくる。
レアンドラも、この機に乗じて、グラール国を軍事強国に変革しようという野心から進軍してくる。
緊迫した場面が連続する。
ルーンの奇策で、ユーシスたちは竜とトルバート国を追い払うことに成功する。
さて、では新女王は?
女王はもう死んでしまっているのではないかという疑念を晴らしに動いたのは、やはりフィリエル。
権力の中心で疲れ果てた女王が下した決断は、皮肉なもの。
これを痛快ととるか、肩透かしととるか。 -
とりあえず完結なのかー。
すごい面白かった。
この世界の始まりが面白く壮大でなるほどとーいう感じだった。
それぞれがそれぞれを想い合い、答えを出し動いていく様が爽快だった。 -
2017.09.05
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まさかこんな展開になるとは、一巻の頃を思えば全然展開が読めなかった。
いろんな世界を見てきたフィリエルとルーン。
どうなるかハラハラドキドキして一気に読めた。
この本で物語はおしまいかな?とも思ったが、まだ番外編がある様子。
この世界にまだまだ浸れそう。 -
後半の急展開が面白くて、つい一気読み。女王様はやっぱり一筋縄じゃいかない人だったね……。この巻でレアンドラがちょっと好きになった。
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スタートから考えたときの若干の意外感と、それを感じさせない流れが読後の余韻を楽しませてくれる本な気がする。物語のラストスパートに飲み込まれてるうちに読み終わった一冊。
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予想外の結末。番外編へ続くようなのでまだまだ楽しみ