翼をください 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.11
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  • (253)
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  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 2951
感想 : 142
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014769

感想・レビュー・書評

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  • いちばん好きな本。


  • 読みやすい。

    平和と女性差別と、憎たらしいプロデューサーに対抗するヒトの物語と考えると、ドラマっぽい。

  • 78)「あちらは男性ですよ。まさか同じようにはいかんでしょう」「ええ同じではなくってよ。全ての男性は女性から生まれたんですからね。女性の方が男性より少なくとも1つ能力が多いんですのよ」
    83)私達は孤立してはいけない。空から見れば国境などない。世界は一つなんだから。
    93)国境は人類の想像の産物なんかじゃない。確固として存在する。だからこそ共存しなければならない。民族、国家、個人の違いはどうしたってある。それを認めて受け入れる事。それが共存共栄への第一歩だと思う。私はあんたではない。あんたは私ではない。でもこうして一緒にランバーズでブラウニーを食べてる。どうだい、すばらしい事じゃないかな?

  • 史実を基にしたフィクション。埋もれた戦前の偉業が鮮やかに蘇る!

  • とても面白かった。長いが、あっとういまに読んだ。自由、国境、平和、世界、文化の多様性、性別など、色々なことを考えさせられた。何度も泣けた

  • 嫌なところがない、読後感に満足のあるストーリー。

  • きな臭い世界情勢、国の思惑を越えて飛ぶパイロット。物語はどう結ばれるのか、下巻に期待


  • 太平洋戦争が勃発する数年前。
    1939年、世界一周飛行を果たすニッポン号を物語る一冊。
    戦後、GHQにより封殺された日本の航空史を解き明かすヒューマンストーリーだが...
    史実に基づく素晴らしいテーマなのに、恋愛色を入れ込み過ぎたため、全体像がかなり陳腐化してしまって非常に残念。もっと、ジャーナリズムに軸を寄せれば、個人的には好ましい作品でした。
    ただ、それがこの著者の良い味なのだろうけども。

  • またしてもどこが史実でどこがフィクションか分かりづらいシリーズwちょっと時代や場所がとぶので感情移入しづらい部分があったけど上巻後半くらいから大分乗ってきました。

    でもねー。ちょっと善人と悪人の描写が水戸黄門過ぎるきらいがあるかな、と。

  • 感想は下巻の方に記載

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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