沸騰! 図書館 100万人が訪れた驚きのハコモノ (ワンテーマ21)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.61
  • (17)
  • (74)
  • (58)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 567
感想 : 65
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018163

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館の大変革。本の内容を読んでもかなりの賛否両論が起きたのはわかるが、非常に興味深い取り組みだと思う。2013年新オープンということでまだまだ生まれたての図書館がこれから数年後にどのような結果を出すのか非常に興味深いですね。面白かったです。

  • それに比べて9〜18時で月曜定休。これでも30分長くなっただと、誰が行けるよ?わが町の図書館見習え!

    音楽かけて、子どもの泣き声緩和とかすごくいいし、絵本って高いから、図書館利用したいけどうるさくすると注意されるからって躊躇う方とか長居出来ない方沢山いるんだろう。

    飲料と音に対しての過度の注意と予約の多い本、あと閉架なんてのもほんとクソ
    司書って必要?相談するより、自分で検索した方が見つかるだろう。その意味では利用者の数が多いならばオススメ機能の方が優秀な相棒だから、必要だったかな。

    この本の図書館がスタンダードになって、やっとサービスって言うんだろう。広まらない理由が無いと思うんだけど、いつになるやら…

  • 登録番号:11351 分類番号:016.2192ヒ

  • 挑発的なタイトルの通り、作者は何かと世間を騒がせている佐賀県武雄市長の樋渡氏。
    図書館、そしてTSUTAYA進出という両面で興味深かったので、一気に読みました。

    自分も地元の図書館をここ半年使っててよく感じるのだけど、図書館は頑張っているのはわかるのだけど、あくまで従来の行政の延長という感じ。
    実際に営業時間は短いし(平日は行くのが難しい)、本は汚いし、人気本は品薄(実質貸出不可)だし、サービスも一部の人以外は使いにくい。
    少なくともTSUTAYAみたいな民間企業と比べると、その差は歴然。

    公共施設の図書館という利益の出ない事業にTSUTAYAが乗り出しただけでも凄いけど、さらにスターバックスまで呼び込んで、数々の参入障壁や賛否両論ありつつも市民の憩いの場にしたのみならず、観光客まで呼び込める観光スポットにまでなったのは本当に凄いと思った。

    逆に行動力のある樋渡市長だからできたことで、他の事業体では難しいんだろうなーとも。
    実際に二子玉川ライズの蔦屋家電では、スタバと本屋はあるけど図書館はできてないし。

  • 武雄市の図書館は本書で初めて知りました。
    このような図書館を図書館というかどうかは恐らく人それぞれだろうと思います。
    私自身としては、樋渡さんの現在の図書館に対する疑問が新鮮で楽しめました。確かに言われてみればそうだなと思うことが多かったです。
    一方で批判が多くなるのも理解は出来ましたが、図書館の幅を広げたという意味で凄いことだなというのが率直な感想です。
    武雄市まで行くのは大変そうですが、いつか自分の目で見てみたいです。

  • どこまでも従来型の図書館もなきゃいけないし、こういう図書館もあって欲しい。
    小手先の違いを出すのはとくいだけど、根本的に違うものを作るのが苦手なのは文化なのかな。

    地方の小さな図書館は蔵書数での魅力はだせないので、ぜひぜひ「なんか」で特色をだしてほしい。他がやっているから、やっていないから、という理由というか、言い訳はききたくないなー。

    これくらいポリシーのあるボスの下で働くのは、大変だけど楽しそう。

  • ますます武雄市図書館に行きたくなった!!

  • TSUTAYAに図書館運営を委託する話は面白いけど、うるさいおじさまの自慢話を聞かされているような感覚。人として市長のことを嫌いになりました

  • これは公共図書館か? 正直よくわからない。利用者の満足度は高いだろう。公共図書館ってなんだろう? 自治体の住民サービスってなんだろう?

  •  本書と『つながる図書館(猪谷千香・ちくま新書)』を併読すれば、各々に理想の図書館像が見えてくる。

全65件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

樋渡社中CEO/前佐賀県武雄市長
1969年生まれ。東京大学経済学部卒業後、総務庁(現総務省)入庁。総務省大臣官房秘書課課長補佐を最後に同省を退職。2006年佐賀県武雄市長選に立候補、当時史上最年少の36歳で当選。8年8カ月の在職中に、市民病院の民営化、図書館の民間委託、官民一体型の教育など、革新的な政策で注目を集める。2014年12月辞任、佐賀県知事選に立候補したものの落選。2015年2月、まちづくり会社・樋渡社中を立ち上げる。

「2015年 『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樋渡啓祐の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロビン・スローン
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×