幽落町おばけ駄菓子屋 思い出めぐりの幻灯機 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018606
感想・レビュー・書評
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シリーズ2作目。「おもいでのあじ」は、ほのぼのした展開で読み心地よかった。それだけに、倫理観に問題ありな医者が登場する「つづきのはなし」との落差が激しい。「みにのくのいえ」は人と家の邂逅。亡きお祖父さんのセンスがすごい。手遅れになる前に彼方と出会えて良かった。「こめられたおもい」商品名の話。由来に思いがこもっている。
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さらさらと読めて、温かな気持ちになる。
主人公に感情移入している訳では無いけど、水脈さんが出てくるとすごく安心する!
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東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。生身の人間なのに“あの世”と“この世”の中間の不安定な存在として、この町で1年間暮らさなければならなくなった僕は、大家さんでもある龍の化身の水脈さんに助けられながら、毎日を過ごしていた。そして今日も、水脈さんの営む駄菓子屋“水無月堂”には、悩みを抱えた“人ならざる者”が救いを求めてやって来る…。 -
このシリーズ、面白いんだが、順番がわかりにくい。
第2作目だそうだ。
さらっと読め、それなりに楽しめるので良いです。
今回はお菓子をテーマにしているようですね。
上野に行った時に食べたくなる和菓子が出てきます。思わずググッてしまいました。 -
1巻に続き読了
それぞれの登場人物の想いや行動ほんわかするストーリーなど楽しまながら読みました!