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- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041019900
感想・レビュー・書評
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「柩の中の狂騒」菅原和也◆孤島に建てられた透明標本の博物館、集められた客たち、そこで発生する密室殺人…長い長い1日が始まった。設定は王道中の王道ですが結末は(たぶん)新しくてこういうミステリがあっても良いと思うのですが、描写がいちいちグロいことに疲れてしまった。
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どう評価していいかわからない
モヤっとした読後感。
正統派を求めている人には合わないのは
確かだろうけど、
読み終わってなるほどと思えるほどの納得感もうすい。
一言で言うなら、お、おう、としか。。 -
隠遁した学者が住まう透明標本博物館に招かれた男女が惨劇に巻き込まれる孤島ミステリ。首斬り、密室、孤島、怪しげな館、人嫌いの主に探偵役というお約束の舞台立てでお決まりの展開を見せる中、事態は予想だにしない方向に。ミステリの王道に対するアンチテーゼであると同時に、古今東西クローズド・サークルでなぜ連続殺人が起き続けるのか理由付けているのが面白い。21世紀に書かれるべくして書かれた本格ミステリ版『キャビン』、みたいな。
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2014/09/27読了