百花の守り主さま 一念発起の弟子入り志願! (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041021835

感想・レビュー・書評

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  • 元気で根性はあるけどちょっと考えなしな主人公が、必死で道士に弟子入りしていく物語。
    主人公に勢いがあるので、さらっと読むことが出来ましたが、色々な意味で幼いのでこれからの成長に期待。

  • 新人さんですが文章に不満はなかった。
    中華風のいわゆるゾンビもので、よくある話ではあるのだが、それなりに独自の世界観を作っている。その中で、母を亡くした記憶をたぐり寄せながら、少女小説らしい葛藤を繰り返しながら成長していくのだが、テンポよく楽しく読了できた。
    二巻で完結のようで、気負わず手にとれるお話。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4400.html

  • 明咲先生、こんな可愛い表紙反則ですよ…! と思いながらもジャケ買いをためらっていたら、いつの間にやら妹の本棚にあったので借りて読みました(笑)

    予想してたよりオチとか、構成はよかったけど、ちょいちょいツッコミたいとこはある。主人公の課題とか、『百花道士』になるために乗り越えなきゃいけないアレやソレやはちゃんと書かれてて良かった。
    でもこの主人公、好き嫌いわかれそうです。成長したと思ったらまた同じようなことで躓いて、読んでいて「ちょ、…落ち着かせて?」ってなった。それを自分の中で考えて前進していくけど、納得できるとこもあれば、立ち直り早くないか、と言いたくなることも。ストーリーを通して、結局考え方というか、思考が子供のままなんじゃ…? と思った。可愛い子だなぁとも思うけど、個人的にはあまり「この子成長しおった…!」という実感はなし。続編が出るならそこは期待したい。
    あと、全体を通して脱字が気になった。最初はわざとかと思ってたけど、読みにくい箇所がいくつか。日本語も本当にたまーにだけど、引っかかる。
    とはいえ、あんまり嫌味な感じはせず、さらーっと読めました。恋愛要素は薄め。いちゃラブが読みたいのなら(そういうのに慣れた方にとっては)皆無と言っていいかも。

  • 百花道士は穢れを周りの人に撒かないように基本生涯1人って書いてあったよね。じゃ、リリのお母さんはイレギュラーなの?リリは実子じゃない、、わけじゃないよね。うーん、うーん、少し矛盾してるんじゃね?と読みながら思ってしまったせいか楽しめなかったなぁ。あのは女の子はハンおばさんの一人娘じゃないの?208pの姉さんって誰のこと?この娘?((+_+))ウーン

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著者プロフィール

第12回角川ビーンズ小説大賞<奨励賞>を受賞し「百花の守り主さま」にてデビュー。またあさばみゆき名義で第2回つばさ文庫小説賞<金賞>をW受賞し、「いみちぇん!」にて児童書デビュー。

「2018年 『後宮の天華 暁に捧ぐ誓い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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