ようするに、怪異ではない。 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029299

感想・レビュー・書評

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  • 初読みの作家さん。おもしろくないわけではないんですが…ざっくり言うと妖怪マニアの女子高生と、それは妖怪の仕業ではないと論破する男子高校生のお話。日常の謎を、妖怪〇〇だ!と言い張る女子高生に対抗しながら解くって感じなんですが。ちょっと漫画チック。読み手がおばちゃんだからか、高校生だったらハマったかもf^_^;続編も積んであるけどどうしようかなぁ。じいちゃんとの関係も、東京からわざわざ鳥取に来たという理由も想定内でした。

  • 妖怪大好きな天然系女子が主人公を引っ張りまわし、楽しく振り回される主人公が謎を解くというありがちなパターン。
    キャラの掛け合いは生き生きしているし、振り回されつつ主人公も言う事言ってるので、可愛らしいカップルといった風。
    ただこういう自己中で周りが見えない女の子が苦手なので評価は低め。

  • 怪異を解き明かす

  • 鳥取県境港市を舞台に妖怪をテーマとした連作短編集。
    東京から境港市に引っ越してき高校生の皆人(かいと)は、「妖怪研究同好会」に強引に入部させられる。
    妖怪をテーマにしているとはいえ、普通の日常の謎系のミステリー。
    櫛木理宇氏の「ホーンテッド・キャンパス」シリーズの二番煎じのよう。超異常現象の扱いは根本的に異なり、期待はずれだった。

著者プロフィール

鳥取県境港市生まれ。『ようするに、怪異ではない』に始まる「よう怪」シリーズが人気となる。他の著書に『思い出の品、売ります買います 九十九古物商店』『やはり雨は嘘をつかない こうもり先輩と雨女』『真実は間取り図の中に 半間建築社の欠陥ファイル』『ことのはロジック』がある。

「2022年 『あやかし民宿の愉怪なおもてなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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