- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037133
感想・レビュー・書評
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明智小五郎が初登場する短編。今読むと結構オーソドックスな内容だが、心理学を取入れた点はおそらく当時画期的だったんだろうなあ。語り口が巧くエロもグロも控えめなのですいすい読める作品です。でももはや乱歩先生にはもっと変態なのを期待してる自分がいる。
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最初のいくつかの話の結末は推理というより突拍子もなくて唖然としていた内容だったけれど、読んでいくうちに深みが増すような、恐怖が増していって、でもどこか怖いもの見たさに続きが気になり、結末も納得のいくような感じになるのがとても不思議な作品でした。
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昔の本なのに思ったより読みやすくて、ここからミステリーを少しずつ読むようになりました。
乱歩さんさすが! -
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全五作品。D坂の殺人事件等の意外性のある物語から、罪と罰を彷彿とさせる心理試験、ゾクゾクとした恐怖を感じさせる地獄の道化師まで、江戸川乱歩らしい一癖も二癖もある魅力が詰まっています。
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初めて読んだミステリー小説がこれだった。
読むきっかけは、当時好きだった人と話すきっかけになればいいなといったような、今思えば不純なものだった気がする。けれど、この本を読んで幼かったながらに衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えている。
そして、この本をきっかけに現在も江戸川乱歩の作品を読み漁っている笑
この本の中で1番好きなのは「心理試験」
なんか読んでてニヤけた。このニヤけが「心理試験」最大の魅力だと思う。とりあえず、読んで体感して欲しい。
読書ってものがそこまで好きではないのだけど、そんな私でも楽しく読めたし、ロジックも分かりやすかった。
短編でサクサク話が進むのも読書初心者としては嬉しい。
かなり前に読んだこの本の感想を書けるか不安だったが、結構覚えていたし、当時のことを色々思い出して楽しかった。
近々再読しようと思う。