葵の月

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 90
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038185

作品紹介・あらすじ

徳川家治の継嗣である家基が、鷹狩の後、突如体調を崩して亡くなった。暗殺が囁かれるなか、側近の書院番が失踪した。書院番の許嫁、そして剣友だった男は、それぞれの思惑を秘め、書院番の男を探しはじめる──。

感想・レビュー・書評

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  • 徳川家基とそのご落胤。田沼意次と松平定信。
    剣術道場の竜虎。二人が何をしたいのか何を守りたいのかがよく分からなかった。
    辻褄合わせのように人が死ぬ。誰も幸せになっていないような。一方は一橋家に乗り込んで家士に袈裟切りされる。一方は勘当が解かれて婿養子。何だかなあという感想。

  • 月の名に惹かれて^^

    水無月は葵月とも言う。
    有明の月は^^
    いつも見上げている月に魅せられて、著者の作品を楽しみました。
    しがらみだらけの武士の世で、友情絡みながら信念を通す蒼馬。最後に良かったなぁと!

  • 将軍の嗣子・家基の突然の死に絡む坂木蒼馬と高階信吾郎の葛藤を描く物語だが,水沢考安と新介が重要な脇役だ.蒼馬と信吾郎には妙齢の立原志津乃がおり話に色を添えている.田沼意次や池原雲伯という黒幕の扱いも面白い.馬銭子という毒薬が家基暗殺事件の鍵となるが,江戸時代の様子を描写する文章がそこかしこに溢れており,その情景が楽しめた.

  • 事の発端は徳川家基の不審な死。坂木蒼馬は家基を守れなかった後悔のためか出奔し、高階信吾郎は蒼馬を探して斬ろうとする。摺や盗人、家基に毒を盛った医者に家基の落とし胤の童も登場し物語は複雑に。そこには一橋家や田沼意次の思惑も絡まっていて、暗躍する人が多すぎて何が何やら。姉のように慕っている志津乃を守ろうとする平八が健気だった。

  • 家基暗殺に端を発したきな臭い事件.立原家の志津乃は出奔した蒼馬を探して叔父の医師を手伝う.盗人や岡っ引の親分など上から下まで巻き込んでの謎解き.月に例えながら7人の視点で語られ,少しずつ明らかになっていく真相と,登場人物への共感.とても面白かった.一橋治済の恐ろしさが最後にじわっと効いている.

  • 主な登場人物がそれぞれの章の主人公になっている。
    高階さんがね~(>_<)

  • とても面白かったです。
    最初は悲恋の話?と思わされたけど、視点がどんどん変わっていって、核心に近づいていく感じ。
    続きが気になって一気に読んでしまった。

  • おもしろかった。登場人物がどこかで繋がっていたり、よく考えられている。伏線回収も上手い。残念なのは新助の父の上司とその家族が、その後どうなったのか書かれていない点。その息子がじつは○○だったとかあれば面白かったかも?登場人物がみんな魅力的な個性を持っているので、続編を読んでみたい。

  • 謎を膨らませるためにヒロインを使って、後半盛り上がるという珍しい展開。利害関係が読めないところがこの小説の面白いところ。蒼馬と信吾郎が交互に主役になってラストに交錯させるのも面白いかなと妄想してしまう。

  • L

    武家の子女として育った志津乃が市井の生活などを知って、これまでの志津乃からは想像もつかないような行動に出る!…のかと思ったら、後半全く出番がないので過度な期待は禁物です。結局のところ、全部持っていくのは信五郎。信五郎、黙れたとしてもそんなにショックかね?よくわからないなぁ。蒼馬がなすべきことをしたあとは自分にもわからないって、結構将来は約束されたものがあったんじゃないの〜?悲壮感ただよってたけどさぁ。とヤジをいれたい気持ちに。
    家基の死といえば…あれだよ、居眠磐音がすぐ頭に浮かんじゃうから、このテのネタはどうにもね。

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著者プロフィール

作家


「2018年 『なぞとき <捕物>時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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