英国一家、日本をおかわり

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 189
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038901

作品紹介・あらすじ

『英国一家、日本を食べる』で一躍脚光を浴びたマイケルが、ティーンエイジャーになった息子二人と妻とともに、帰ってきた! 日本人の勤勉さに学びたい……と思いつつも、食いしん坊の血が騒ぐ! ハブ酒や豆腐ように顔をしかめ、鮒寿司にくらくらし、海上自衛隊で海軍カレーを食べ、蕎麦を打ち、餅をつき、麹菌を見て、雲丹の殻を剥く。食べているうちに、日本の不思議も見えてきた。イケメンに壁ドンされたり、砂むし温泉に入ったり、お茶席で足を痺れさせたり……。突撃取材すればするほどわかる、日本の食はこんなにすごかった! 列島縦断珍道中、爆笑の体験型食エッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 英国一家日本を食べるの 著者 マイケルブース氏の最新作。
    前作に比べるとドタバタは減ってきているが
    日本の食文化のルポルタージュとしてはやはり面白い。
    精力的に南から北まで取材している。
    また出版社はテレビなどの力も借りて、コネも探し、よく調べている。
    次回作は 中国 韓国 日本 台湾の 関係の話のそうなので 楽しみだ。

    食べ物のこと以外の日本についての印象もきいてみたいところだ。
    作中でてくる 様々な本の内容も気になるところ。

  • イギリス人の筆者から見た日本食や日本の文化について沖縄から北海道を巡りながら語られている作品
    私たちが当たり前と思っていることでも、筆者の目線で見た疑問に触れることで、再度自分の食文化について考えさせられた
    印象的な内容は長崎に原爆が落とされたにもかかわらず、わずか数年後に加害国であるアメリカのローカルフード、ハンバーガーが佐世保でポピュラーになり、いまや名物となっていること
    そんなこと許されるのかという筆者の見方が印象的だった

  • 前作から10年経っており、そうそう同じことばかりやっていられないというわけか(それ自体はしごく健全)、前作までの食い倒れガイドからはかなり趣を変えて、食品メーカー取材録といったところ。ただ話がミクロからマクロに近づくと、どうしてもPR誌のノリが出て、単純な面白さという点ではひと味落ちる。
    「海軍カレー」を求めて海上自衛隊に行ったところ往時の父親の影に触れるとか、れっきとした青年に育った2人の息子とのやりとりとか、個人的に興味深いのはもっぱらそういった方面だった。

    2021/8/13読了

  • 千葉のさかえ寿司が気になる。

  • 沖縄の紅芋はあの鮮やかな発色と味の良さは別物と知って驚き!
    これだけ食への情熱をもって異国を旅できるのはすごいなぁ。

  • 「英国一家、日本を食べる」で世界的な日本旅行ブームを牽引したマイケル・ブースが、10年振りに日本の食文化を紹介する一冊。当時、4歳と6歳だったアスガーとエミルはもう思春期の少年達だ。

    日本食賛美に終始した「日本を食べる」とは異なり、海苔やバフンウニの将来に警鐘を鳴らしたり、何かを勘違いしてしまったラーメン職人に手厳しい批判をしたり、口に合わないものは口に合わないと評価しつつ、まだまだ世界に知られていない日本食の秘密も惜しげもなく開陳する。個人的にはラーメン、カレー、焼き鳥に続いておでん、蕎麦まで世界にバレてしまうのかと戦々恐々だ。

  • 沖縄から知床まで日本横断。グルメレポートのようでもあり、旅行記のようでもあり。こだわりの銘品は気になりますね。ただ褒めるだけでなく、自分の舌に合わないときも、正直に述べているのは、とても好感持てます。日本以外でもマイケルの旅に期待。

  • 596.04

  • 英国一家と言いつつ、妻はデンマーク人なのよね。最近トシの話を聞かないけれど、けんか別れでもしたのだろうか。面白いキャラクターで気に入っていたのに。

  • 続編。子供が10代になってから日本をあちこちする。前作よりは子供が大きくなってるからドタバタ感がなく、取材が多め。
    でも私の全然知らなかったようなことまで取材されているから面白かったです。

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著者プロフィール

英国サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。2010年「ギルド・オブ・フードライター賞」受賞。パリの有名料理学校ル・コルドン・ブルーで一年間修業し、ミシュラン三つ星レストラン、ジョエル・ロブションのラテリエでの経験を綴った"Sacre Cordon Bleu"はBBCとTime Outで週間ベストセラーになった。

「2020年 『三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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