虚実妖怪百物語 破 (怪BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 360
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047781

感想・レビュー・書評

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  • 話の展開として妖怪を悪者にするために日本を挙げての妖怪排除となるのだが、あまりの嫌妖怪にやりすぎ感。
    この本のほとんどがこの展開なのでちょっと飽きた。

    テレビで見知っているキャラクターは平山氏くらいだが、彼ならいいそうな台詞とかわかるけど、ちょっと悪役にしすぎなんじゃないの。

    次巻を借りてきたので早速読みたい。

  • 妖怪及び妖怪関係者を没滅( ̄□ ̄;)!!という物凄いことが起こっているのに、大爆笑ヾ(≧∀≦*)ノ〃これは妖怪馬鹿の私だから読んでいても面白いけれど、妖怪に興味無しの人には?(・_・;?という感じになっちゃうんだろうなぁ(^^;)

  • 妖怪ヲタのための妖怪ヲタによる妖怪ヲタのみが楽しめる妖怪ヲタ話の第2巻。

    「序・破・急」でワンセットだろうから、これが真ん中の巻で、妖怪ヲタ度が高いほどネタを拾えて楽しめます。

    世の中に不思議なことがけしてないように、京極さんの作品をこの本で初めて読むようなことがけしてないように、くれぐれもご注意ください。

    さりげなく、今の中庸を好まない極端な時代を妖怪ヲタがバッサリ…ってな本なのだと思います。

    荒俣宏さんの『帝都物語』を読破したり、水木しげるさんの妖怪事典とかを読み漁っといて良かった~♪

    この巻の醍醐味の1つは、荒俣宏さんが學天則で出撃するシーンだと思いますが、これって『帝都物語』を知らないと…だと思うんだよね。

  • 妖怪百鬼夜行やら学天則ジャイアントやらクトゥルーやらが入り乱れて滅茶苦茶である。なんというか混ぜると危険。しかし、ここまで滅茶苦茶だと逆にマッチしているというか。遂に水木大先生も乗り出してきたが、妖怪推進委員会は黒幕を倒すことができるのか。乞うご期待。
    自分を小説の中に出す作家はたまにいるが、本作はまさに本人として描いている。ものすごく卑下するのも、持ち上げるのもどうかと思うが、なんとなく読んでいてむず痒いというか。

  • 「序」を読んでもう1年以上経ってしまっている!というわけでそちらを読んでから一気に「急」へと急ぐ。

  • まさかのクトゥルー。ああーもしこの作品内に自分がいたら信者として合流したい。いや別に信者じゃないけど。そもそも詳しくないけども。

  • 3.5

  • どんどん迫害されてゆく妖怪好き達の行く末を気にしつつ、それでも全然悲壮感のない様子にニヤリとしながら読み進められます。どんな状況でもブレない面々が最高です。最終的にどう決着をつけるのか、それともつかないのか(笑)、次巻を楽しみに出来る読書っていいですね。

  • どんちゃん騒ぎになって来ました。一人ひどい書かれ方をされています。一人じゃないか。

  • 「急」でまとめて。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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