- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041053140
感想・レビュー・書評
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女性を容赦なく痛めつけるあたり、かなりサディスティックな人格がうかがえます。
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表題作と人間豹・押絵と旅する男・恐ろしき錯誤の4編を収録。
屋根裏の散歩者を読むのは3度目だが、今回も楽しめた。
人間豹はハラハラしながら読んだ。
ただのサスペンスかと思いきや推理小説の要素も含まれており、面白かった。 -
昭和53年 6版
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<font size="3">その日から、彼の「屋根裏の散歩」がはじまりました。夜となく昼となく、暇さえあれば、彼は泥棒猫のように足音を盗んで、棟木や梁の下を伝い歩くのです。</font>
0520-0523
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世の中の全てに興味を失ってしまった男が見つけた、最後の楽しみ。それは屋根裏を歩きまわり、人間が決して他人に見せることのない醜態をのぞき見ることだった。このみだらな快楽の虜となった男は遂に、完全犯罪を目論むが―。表題作「屋根裏の散歩者」ほか、3編を収録。
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推理物だけでなく、怪奇的な作品も収録。
『人間豹』は約280ページにも及び、分厚めの本でしたが先が気になってどんどん読み進めてしまいました。
種明かしをされても取り立てて大きな驚きは無いものの、大元の所の発想・設定が面白く惹かれます。
収録作品
屋根裏の散歩者
人間豹
押絵と旅する男
恐ろしき錯誤 -
ちょいと前に読みました。表題作の発想が好きだったな。
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実際はこれの前の版(昭和49年初版)。
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人間豹が怖すぎて夜夢に見ました。なにこれ、怖い。けものには敵わない。明智先生の「アハハハ」笑いと小林君の可憐さにノックアウトです。被害者二人と明智先生の奥様の顔がそっくり、とか、小林君は2分間息が止められた!とか、明智先生のタバコは睡眠薬入りだった…!など等、それアリ?!な展開の連続だったのですが、面白いからオールオッケーですね。素晴らしい。美しく若い女優がが劇の途中で攫われて、人間豹に殺されるかもしれないのに、観客全員が仮面の所為でニコニコと笑っているように見える、なんて絵的にも恐ろしすぎませんかこれ。小さいときに読まなくてよかった。
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明智小五郎はちゃらんぽらんな感じがかっこいいよね。「人間豹」では奥方が出てくる!「恐ろしき錯誤」の犯人はダレ…
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これを読んで、屋根裏での生活に憧れそうです。
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明智先生に敵うわけないっス。