最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 714
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041062548

感想・レビュー・書評

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  • そんなに簡単に死ねるなら試してみようかなーって思ってしまうのが危険。
    消えるのを待つといいつつ今度こそ元カレを呪いに行くんだと思ってたのにそんなことなかった。

  • 今回も3人のあったかい掛け合いが心地よかった。私は、ゲストにいまいち共感できなかったけど、共感できない人もとことん救っちゃう3人を見習わなくてはなぁ…と思った。

  • 霊的現象の経糸と
    作品のメインテーマの
    緯糸が綾なすストーリー展開の
    シリーズなのに、今回は散漫だったかな。

    海里とロイドが「親友」だというまとめには
    なんとなーく違和感を持ってしまったし。

    主要人物にも特に劇的な変化はないので
    サブストリームのような感覚のまま読了。

    そろそろ海里が芸能界に戻る
    予兆のようなものを感じたいかも。

    淡海先生の書いている作品が…そのきっかけに?

  • 決して腐女子ではなないんだけど、どうしてもホモっぽい話しに感じてしまう(笑)

    今回は海理とロイドか…って思いながら読んでしまったよ(笑)

    出てきた料理は今回も庶民的で美味しそうなものばっかりだった。

    2018.2.28 読了

  • 2018/2/15(木曜日)

  • シリーズ9作目。
    毎回幽霊が出てくるとは言え、決してホラー的な恐さはなく、いつもはほのぼのした雰囲気なのに、今回は人間をとり殺そうとする、ある意味幽霊らしい幽霊が登場。
    前半は珍しくホラー的な恐さもちょっとだけ味わえた。

    今作は、海里の好い人感と、海里とロイドの絆が特に際立つ。
    自分を襲った幽霊のために必死で奔走する海里と、危ない目にあった海里を本気で心配し、怒り、守ろうとするロイド。弟子を心配し、見守る夏神さん。そして、何だかんだで優しい仁木さん。

    いつも輪の中心にいたけど、結局はひとりぼっちだったと言う海里。
    でも、彼の周りにはこんなにも好い人たちが集まってきている。それはやっぱり海里の優しさや、一度躓いたことを悔やんでやり直そうとする真摯さが伝わるからこそ。

    今回、本筋はあまり進展がなかったけど、海里の役者への想いとか、淡海先生の新作とか、そろそろ次の展開がありそうな布石も見えるので、次回以降に期待。

  • もう9作目なのか。今作はあまり大きな進展は無かった気がする。でも一番,ジーンと来たかも。
    あらすじ(背表紙より)
    兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。人間だけではなく幽霊も常連客という不思議な店で、それなりに楽しく働いている海里だが、近頃気になる事があった。誰かの気配と視線を感じるのだ。気のせいと割り切って、後輩の李英と芝居を観に行った帰り、海里は「シネ」という言葉とともに突き飛ばされる。その犯人は、視線の主である「重い女」の幽霊、フミで…。癒し系お料理青春小説第9弾!

  • ま、まあ幽霊が出てくるんだからこれくらいの話はある、よねぇ.... 勘弁してヨ、と思っていたけど。結局最後は以前の通りあっさりと落ち着きましたとさ。

  • そろそろ主人公に進展が欲しい。

  • 面白かったー。高野豆腐のそぼろ食べたい。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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