- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041073988
感想・レビュー・書評
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短編集だけど、だいたい後味悪かった。
新感覚ホラー小説(?)って感じの不気味さ。
生活の中の、特に女性特有の「死」がちょいちょい出てきて
「花嫁衣装」は思わぬところで共感してしまって不覚にも泣いてしまった。
「子育て幽霊」は今後分かっていくものなんだろうな、と既に母親になってる友人たちを見てると思う。
「死」ってそんな特別なものじゃない。
日常にごろごろ転がってるもの。
そう感じる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に不気味なホラー作品のようだった。帯に書かれた紹介文にはまったく共感できない。唯一、「帰り道」は最後に希望が見える話だったかな。この作品を読むと、結婚や出産がマイナスな出来事としか捉えられなくなるような。。
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ガールズトーク
なかなかざわざわする
まさに、やみ -
短編集みたいで、読みやすかった。
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誰かのガールズトークに耳をそばだてて聞いているようなそんな感じ。特に藁人形と変わるために死にゆくあなたへがお気に入り。読みやすかったです。
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女性のリアルな悩みが詰まった短編集。
男性視点で読むと、そんなに難しく考えなくてもいいのでは‥とも思えちゃう。
でも、登場人物たちの心理を表す独特な感情表現によって、女性の立場に引きずりこまれ、女性ならではの苦労を痛感させられる。 -
怖い話。結局どうなったの?と理解できない内容もあった。
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階段と絡めて女性の人生を描いている
じわじわ怖く、じわじわ悲しい
こんな怖くて悲しい世界で生きていかなきゃいけないのか…と辛くなる
でも私だけじゃないんだね、ともおもうのかな?
生きてあげようかな、って思えるのかな?