- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041084298
感想・レビュー・書評
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軽くさらっと読めて、面白かった。
主人公?2人のセリフの雰囲気など、伊坂幸太郎っぽいなーと思って読んでいたが終章はほんとにそんな感じ!似てる。テンポの良さや、伏線回収など。短編として見るなら、伊藤さんと奥田くんの話が良かったかな。 -
上司の不正を暴く話?
タイトルとの関連が見えずに読み進めると、やはり、舞台関連の話に
そして悪徳上司も再登場
短編集のような、軽快さが良いです -
ある舞台とある会社の内部告発を軸に、多視点で語られる短編集
ミステリーだけでなく、家族の話も恋愛も仕事の流儀も色々な要素が入っていて贅沢
突拍子もないことができる人が主人公の相方的ポジションに来る設定はやっぱり面白いなぁと思った -
【まさか、こうきたか.ᐟ】
様々な事件がパズルのピースのように繋がる連作短編集。
個人的に好きだったのは『第一幕 息子の親友』
文体も読みやすく、短編集なので隙間時間の読書にもおすすめだ。
些細な心のザラっとした瞬間を言語化するのが上手くイヤミスに定評のある著者だが、今作は心あたたまる日常ミステリーだ。
普段ミステリーを読まない人でも楽しめるのではないだろうか。
まるで1つの演目を観たような読後感が味わえる一冊だった。
こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ
・ミステリーが好きな人
・小さな子どもがいる人
・群青劇が好きな人 -
『推しの子』を読んでて、面白いなぁ〜と思いつつ、次の小説は何にしようと本棚を眺めた時、何となく読みたくなった。
ある意味、推しの子もバックステージの話。まぁ、この話とは何にも関係ないんだけどね。
芦沢さんの作品は結構読んでる。
今回は、複数の話が繋がるミステリー。
あー、ここでこう繋がるのかは、読んでいて面白かったかな。
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芦沢央さんの作品はどうも先が気になって入り込んでしまう。どちらかといえば登場人物の不安定さが目立ったり、どうしてそんな危なっかしい行動をしてしまうんだ、とモヤモヤするシーンが多いが(本作もそうだった)、その上手くいかなさみたいなところも人間味があって興味をそそられるのかもしれない。
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芦沢先生は初読みの作家さん!
面白くないわけではないけれど、良くも悪くもちょっと私の中の印象に残りずらいかも…と思ったり
連作短篇のようでそれとはまたちょっと異なるような物語
序幕の住人が違う章ではモブBみたいな感じで出ていたりするぐらい
大きく見たら、物語では事件が5つ起こってる
それぞれの幕でそれぞれ違う人が主人公で、その人その人が思う大変、辛い、どうしようって思いは違う
それらが混じって離れて、序幕の物語はエンディングを迎えていた
好みの物語は、第2幕
友達以上恋人未満の男女の嘘と恋の物語
数年ぶりに会った大学生の2人は、好きな本について語り合う
2人を見てると、好きな物を語り合える相手が羨ましくなる -
登場人物を好きになれなかった