虜囚の犬

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 558
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041092958

感想・レビュー・書評

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  • 一気読みだった。
    アズサの感じがちょっと捉えずらかったけど。

  • 虜囚の犬
    櫛木理宇さん。

    グロすぎて
    読み続けるのが辛かったけれど、
    主人公の白石が良かったので、
    読み続けた!

    よーく読まないと、
    少し理解できなかった。

  • どうしようもなく悪意にまみれた不快感がいっぱいで、だけれど引き込まれて読む手の止まらないミステリ。かなり精神的にえげつない部分が多いので苦手な人にはお勧めできないと思いますが。ダークな物語が好きな人にはお勧め。
    殺人事件の被害者宅で発見された、監禁された女性。そこから判明したおぞましい事件の詳細。あまりに猟奇的なその事件の背景に潜むものを探るため調査を始めた元家裁調査官は、自らのトラウマとも向き合いながら事件の真相に迫っていくのだけれど。とにかく不穏。とにかく不快。家裁調査官の白石と刑事の和井田の掛け合いに唯一和まされますが。メンタルにぐいぐいと食い込んでくるグロテスクさが強烈でした。もう誰が加害者なのか被害者なのかわからなくなってくる……!
    一方で二人の少年を巡る物語も不穏な雰囲気を醸し出し、これがいったいどう関わってくるのか。これはなかなか見抜けなかったなあ。そして諸悪の根源はいったい誰だったのか……どうしようもないやりきれなさが残ります。

  • 11月-18。3.0点。
    苛烈な父親に育てられた息子が、少年犯罪を起こすが7年後に殺害される。自宅には監禁された女性と、女性死体が。

    中盤までスピーディーな展開だったが、終盤はスローに。
    手法的としてはよくある手法。少し繋げ方が弱い気がしたので、唐突感が否めない。

  • 人間関係が複雑過ぎて?

  • 登場人物がごちゃっとしてわかりずらかったけど、どんでん返しものとしては面白かった。エグい描写が苦手な人には、まったくおすすめできない。

  • 2020年10月15日読了

  • 「おぞましくも美しいどんでん返しのサスペンスミステリ」という腰帯のコピーを見て衝動買いしたけどおぞましくグロすぎて美しさを感じなかった。容赦ない描写が著者の特徴なのか…小説だから受け入れられた内容だった。心がザワザワする残酷小説が読みたい人にお勧め

  • なんとなく、すべてが中途半端かなぁと感じる。最初から最後まで一気に読める作品だったので、それなりには面白かったのであるが。恐らく、真犯人の犯行動機に共感できないのと、不必要な登場人物が多いように感じてしまうからだと思う。グロではあるが強烈ではなくインパクトにもかける。

  • 終盤にかけて物語がどんどん加速しない
    サスペンスやミステリーって…?
    序盤はこれからさらに何が起こるのだろう
    と緊張感があったのに
    現在と過去を交錯させ
    人と人とのつながりをあえて複雑にさせ
    考えながら読まなければならず
    物語に入っていけなかった。疲れた。
    そして結局、何がなんだったのかよくわからない。

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著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』、『瑕死物件 209号室のアオイ』(角川ホラー文庫)、『虎を追う』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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