ミステリークロック (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.21
  • (9)
  • (44)
  • (76)
  • (20)
  • (5)
本棚登録 : 741
感想 : 43
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098769

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 防犯探偵#4。
    「ゆるやかな自殺」榎本単独行動。なにも盗まないのかよ!
    「ミステリークロック」トリックが難しすぎる。青砥純子の突飛な推理力がパワーアップしている。

  • 中編のヤクザの殺人話は、珍しく榎本の裏稼業を知っている人からの依頼で鍵開けしています。
    署名にもなっているミステリークロックのトリック、図解を見てもあんまりわからなかった。。。
    相変わらずの純子のトンデモ推理。読者が考える可能性を潰す役目なんだろうけど、気球の推理はいくらなんでも突拍子無さすぎじゃないかな。。。
    動機がよくわからなかったけど、財産狙いなのかな。

  • 時刻のトリックがきわめてまにあっか

  • 密室をテーマにした4つの物語が収録されていた。2つ目と3つ目の状況把握が難しく、あまり面白くなかった。密室殺人をどのように行ったかに焦点を当てるハウダニットであり、犯行に至る心理など心情描写に力を入れた方が好みかもしれないと思った。貴志祐介の作品として『青の炎』、『悪の教典』、『クリムゾンの迷宮』などを読んできたが、様々な作風を書かれるのだと感じた。

  • 20220818


  • 学生(らいすた)ミニコメント
    短編集なので短い時間でミステリーを読みたい人におすすめです。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/648805

  • やっぱりこのシリーズは面白いです…!
    トリックが難しすぎて、半ば無理矢理納得した気でいますけど(笑)
    犯行動機や現場はかなり殺伐としてますが、その合間に挟まれるシュールなギャグがまたいいです。

    ちょっとした違和感ですぐにトリックを分析出来る榎本さん…別に何かを「ぬーしゅ」しなくても、探偵業で稼げるのでは…?
    青砥さんは可愛らしいんですけど、弁護士としては本気で心配になります…ご愛嬌ですね!

  • ミステリークロックは、結構好きです❗️
    なかなか、おもしろいミステリーやと思います。

  • 防犯探偵シリーズ第四弾その1
    元は長編だった作品をあえて文庫二冊に分冊した作品。

    短編物と、中編物のお話が二つ収録されています。
    短編の方は榎本のみが登場し、問題提起から解決までがとても早い!
    榎本史上最速解決だった事件でした。

    そして中編。
    む、難しい…
    解決編で図形を用意してくれているのですが、理解する為に何度か読み返しつつ、図形と睨めっこしつつ読み進めた感じですね。
    知能犯vs頭脳明晰な探偵の図で、そもそもこんなややこしいトリックを考え付く貴志先生が凄い…

    総ページ数は少ないですが、内容的に読み応えたっぷりな一冊でした。

  • 「ゆるやか~」は前菜。表題作は種明かしまではガンガンページが進んだがトリック理解に時間が掛かり手が止まった。パイの層のような複雑難解緻密なトリックを堪能せよ!

全43件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×