渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄) (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041099414

作品紹介・あらすじ

正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要であるーー。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲にもとづく弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出したのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝からその実像を浮かび上がらせる決定版。解説・井上潤

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

渋沢栄一:1840(天保11)年2月13日、現在の埼玉県深谷市血洗島の豪農に生まれる。幕末はのちの将軍・徳川慶喜に仕え、家政の改善などに実力を発揮し、次第に認められる。 27歳のとき、慶喜の実弟・昭武に随行し、パリの万国博覧会を見学するほか、欧州諸国の実情を見聞し、先進諸国の社会の内情に広く通ずることとなった。帰国後は「商法会所」を静岡に設立。その後、明治政府に招かれ、のちの大蔵省の一員として国づくりに深くかかわる。1873(明治6)年に大蔵省を辞した後は一民間経済人として活動。第一国立銀行の総監役(後に頭取)として、同行を拠点に、株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れた。また、「論語と算盤」として知られる「道徳経済合一説」を説き続け、生涯に約500もの企業にかかわった。さらに、約600の教育機関・社会公共事業の支援や民間外交に尽力。実業家のなかでは最高位となる子爵を授爵する。1931(昭和6)年11月11日、多くの人々に惜しまれながら、91歳の生涯を閉じた。

「2024年 『渋沢栄一 運命を切り拓く言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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