モノノケ杜の百鬼夜行 疫病退散の噺 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 128
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108789

作品紹介・あらすじ

一華と潤が街中で起こる怪事件を解決する中、千影が百目木家に忍び込む。ついに、千影の実態と百目木家の運命が明かされる。

感想・レビュー・書評

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  • とてもほっこりした。一華と潤とモノノケの友情、家族同然の飼い猫、飼い犬の行動に感動。

  • 1ページ目を開いて

    …ん…??

    2ページ目、3ページ目と読み進めていって確信…

    この本は二冊目だ…

    表紙と題名で惹かれ買った一冊。
    まさかシリーズものだったとは…

    でも、二冊目からでも十分楽しめた。

    登場人物も分かりやすく書かれているし、
    物語も短編で読みやすく一気に読むことが出来る。

    妖怪たちの性格も面白くて、
    一華との関係も楽しくて、
    物語の世界に引き込まれていく。

    一華くんが潤と出会って
    クラスメートとの関係がこれまでと変わっていく様子は
    心がホッコリする。


    最後まで読んで…
    やっぱり前のお話も読まなければと心に誓う…

  • 今のコロナ禍にぴったりのお話。アマビエさんは最強。

  • 「一華と潤と、芳沢の猫」
    屋根裏から聞こえる音。
    ここまで不審な出来事が続いていることを家族で共有していたのなら、誰か一人ぐらい確認しようと考えなかったのだろうか。
    化粧をしたり何かしら物で顔を隠す事もせず、嘘を付き素顔のまま潜入するなんて危険なのでは。

    「一華と潤と、御森の送り狼」
    死んでも護りたい存在。
    自らの欲を制御しきれないから起きた事なのだろうが、これだけ白昼堂々と犯行に及ぼうとしても気付かれない場所は怖いな。
    主を想う気持ちが強かったからこそ、物怪になり彼女に危険が及ばぬ様に留まっていたのかもな。

    「一華の覚悟と、潤の絆」
    少しずつ歩みを進めて。
    彼の語った事が全て事実だったとしても、徐々に結界内から蝕んでいた物がある時点で修繕が間に合わない時が来ただろうな。
    信仰心から生まれた者達は、一時的であろうと願いを込めた際の想いの強さが全てなのだろうな。

    「移り変わる街にて」
    友人と過ごす休日には。
    歳月が経つに連れ変化しない物は世の中に無いだろうが、見た目は変わろうと内面は時が止まった様な世界もあるのだろうな。
    他人と比べて劣っている事には直ぐに気付くが、自らにしか出来ない事には中々気付けないよな。

  • 第一話 一華と潤と、芳沢の猫
    第二話 一華と潤と、御森の送り狼
    第三話 一華の覚悟と、潤の絆
    余話 移り変わる街にて

    潤の他に一華に関わる人ができてくる。さてこの形はどうなっていくのか

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著者プロフィール

作家

「2023年 『怪談都市ヨモツヒラサカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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