- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041111529
感想・レビュー・書評
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小中学生に特に読んでもらいたい小説です。
この本は、小学6年生のとあるクラスの話です。
そのクラスの色々な人の視点で話が進んでいくのでとても読みやすく、共感する所や、そういう考えもあるんだなと感じる所があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リズム良く読める。
あーいるいるこういうやつっていうのがいっぱい。自分にも当てはまる。
小学生に読ませるのがいいかも -
残酷さがリアリティありすぎてお腹痛くなってきた。
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昔からわりと好きで読んでいた朝比奈さん。人気だったので文庫化を機に購入。しばらく積んでいたもの。小学6年生のとあるクラスの調理実習で起こった洗剤混入事件を発端にストーリーは進む。これくらいの子供たちはまさにこの狭い、“今”が世界なんだなぁと苦しくなる。
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学校のいじめ関連の話は読みたくないので、途中でやめた。
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【登場人物】
尾土文也(文ちん)小磯利久雄 ほのか 幾田先生 前田香奈枝 その他諸々。。。
【あらすじ】
物語の舞台は学級崩壊寸前の6年3組。いじられキャラの「尾辻文也」、
中学受験を目指す優等生「川島杏美」、“問題児”とされる「武市陽太」、
クラスの女王様と“親友”の「見村めぐ美」というふうに主人公が変わっていく連作短編です。
今は、六年三組の調理実習中に起きた、洗剤混入事件。
犯人が誰も名乗りでない中、担任の幾田先生はクラス全員にある言葉を言い放ち、去っていった。
先生の残酷な言葉は、誰かが守ってくれる子どもの世界に終わりを連れてくる。
いじられ役、優等生、『問題児』、クラスの女王の親友。
教室での立ち位置がまったく違う4人は、苦悩と希望を抱えながら
自分の居場所を必死に探し求めていて……。
(K.H.) -
幼い頃は、今いるこの世界が自分の全てって思ってた。てことを、この本を読んで鮮明に思い出した。だんだんと大人になって社会に出ると、自分がいた世界は思ったよりちっぽけだったと気付く。常に自分が今いる会社や、住んでる家が世界の全てじゃない、もっともっと世界は広いから大丈夫。って、何かあるたびに思えるようになりたいし、そんな広い視野を持つことを忘れない大人になっていきたい。
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