- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041114414
作品紹介・あらすじ
ダイアモンド・ライン社の社長、ルッジェリの第一秘書であるエレイン・シーモアに下された密命。それはルッジェリが敵視する、ジュリア司祭の弱みを探ることだった。すべての業務を停止し、表向きは「休暇」としてパリへと飛んだエレインは、ジュリア司祭に接触。エレインは司祭の邸宅の執事見習いに近づき、彼をスパイに仕立て上げようとするが……。(「エレイン・シーモアの秘密の花園」)刑務所に収監中の殺人犯が、生霊となって現役の大臣を殺害した、と自白した事件を、アメデオ大佐が自力で解決しようと奮闘する「生霊殺人事件」、平賀の誕生日に平賀とロベルトが遭遇した事件を描いた「迷い猫」など、バラエティ豊かな三篇を収録した、ドキドキハラハラが止まらない短編集第六弾!
感想・レビュー・書評
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シリーズ最新刊で短編集第6弾。
思えばアニメで作品を知り、シリーズを読み始めて作者にハマり他の著書も面白く読ませてもらってます。
平賀とロベルトの話は書き下ろしの短いもので猫を探す日常的な話でした。いつもいつも血生臭い日常ではないことに安心します。
大佐とフィオナが挑む1話目はさすがローレンという感じで、大佐がローレンに話を持ち込んでからは一気に進んでいきます。ローレンが大佐を選んだ理由などもあり、過去作の事件も再読したくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は短編集。
アメデオとローレン
ジュリアとエレイン
平賀とロベルト
の組み合わせでどれも面白かった。
ジュリア、エレインの話がボリュームあったので、
平賀たちの猫探しがほっこりした。
本編ではなかなかローレンが出てこないので、こういう短編で出てくれると嬉しい。 -
新刊。表紙が綺麗。
既に刑務所に入っている犯人の新たな犯罪を大佐(ローレン)がズバリ解決するお話と、アメリカ人の有能秘書さんジュリア神父の身辺を探る、と平賀とロベルトのネコ探しの3編。
そろそろローレンと大佐とメンヘラ彼女はシリーズを別にしても良いのでは?と思う感じ。個人的に誠実な大佐と何のかんの手助けに来るローレンの関係性は好き。
美人女秘書さん、大丈夫かな~と思ってたら、彼女も結構色々な意味でやばい人だった(笑)ある意味結果オーライなのかも。
ネコ探しが一番面白かった。神父さん、良い人たちすぎるな~ そしてネコが前の持ち主に代わって美術品に囲まれた時間を過ごしていたってのも面白い(笑)建物を家具や調度品ごと売買したりする、というのがあまり日本では聞かないので、海外ならでは感だな~と思いながら読みました。 -
今回は短編でしたけど、それぞれの日常というか、
それぞれのストーリーが堪能できましてとても満足でした
私も同感です、「セレブになりたいわけではなく、セレブを知りたい」 -
今回は物語そのものより、ローレンの「善人であることは、あらゆることを凌駕する長所なのだよ」という一言に完全心を射抜かれました。
あとは猫のお話に、ネコとロベルトと平賀のそれこそ善人さにすごく癒された。
2023.5.19
84 -
中〜短編集。犯人の名前が、さぁこれから種明かし、と言う段になって出てくるのはどう読んだらいいのかよくわからなかった。あとは、ジュリアに変態が近づく話と、平賀とロベルトの猫探し。ロベルトと平賀が出てくると安心するし、話も可愛らしくてホッコリ。
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短編×3、どれも面白かったです。
アメデオが報われたので本当に良かった。 -
シリーズの短編集
出張する度事件に巻き込まれてる平賀とロベルトなので、ローマでの日常話は、ほのぼのしてて好きです
今回はカラビニエリのアメデオ大佐も頑張ったw