エレファントヘッド

著者 :
  • KADOKAWA
3.68
  • (118)
  • (133)
  • (126)
  • (44)
  • (15)
本棚登録 : 2029
感想 : 184
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041141786

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • すごいとしか言いようがない。
    天才だと思う。
    状況証拠と物的証拠をバランスよく混ぜ合わせ、パズルを組み立て上げていくようなロジック展開は圧巻です。
    特殊設定から生まれる空前絶後の犯行トリックは、驚きと強烈な嫌悪感を読者に与えるに間違いないです。
    このようなとんでもない作品を作れるミステリ作家は白井先生だけだと願いたい。

  • やってることエグすぎるのにライトに文章にされてるから変な錯覚に陥る
    このシナリオ考えるのにどれだけ時間使ったのか
    いや、もしかしたら著者の実体験

  • 「名探偵のいけにえ」での多重解決さや伏線の張りっぷりが凄いなぁ、と思ってたら今作で更なる多重世界でのミステリーを作られていてまあ凄い(語彙力)なぁと。

    主人公の鬼畜っぷりやら人体損壊描写が壮絶でそちらに耐性ない方は厳しいかもですが、伏線と出来事の組み立て方も正確に理解したかったらメモ書き必須レベルで緻密で、解決編の内容は多分合ってるんだろうな、と思いながら読んだのは内緒です。

    色々ハードルはありながらも好きな人にはブッ刺さる作品だと思います。

  • うおおお。
    頭こんがらがる。。
    でもこれは凄い✨面白かった!
    ネタバレ禁止と帯に書かれているので詳しくは書きませんが、なんか……凄かった。
    こういう賢い人(キャラクター)が出てるミステリーは特に面白いと思う。

  • 「名探偵のいけにえ」がまあ面白かった作家の作品が話題になっていたので読んだが、ちょっと後悔。いや、えぐすぎる。グロい!でも、トリック主義じゃない私でもこのトリックはすげえと思う。よう考え付くわ・・・

  • ブクログで高評価、帯文に惹かれて手に取りました。この作品は好みが分かれると思います。
    正直、私はダメでした。
    読み始めは面白かったのですが、遠慮のないエログロ描写、倫理観ゼロの主人公の暴挙に拍車がかかり、ついていけず…。
    ですが、物語の発想や展開はよく考えられており、白井さんの超人的な才能を魅せつけられた作品でした。
    この作品を面白いと思える方々がうらやましい。
    私のようにエログロ耐性弱め、物語に影響を受けてダメージを受けやすい人は要注意ですが、この独特な世界観はハマる人にはハマると思います。

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
       あいらぶさん、こんにちは! 略称「本とコ」です。
       本書のレビュー、自分と余りにも酷似していて驚き
      ました。
      素晴らしさを認めるものの、自...
       あいらぶさん、こんにちは! 略称「本とコ」です。
       本書のレビュー、自分と余りにも酷似していて驚き
      ました。
      素晴らしさを認めるものの、自分には‥という感覚。
      やっぱり嗜好はそれぞれですね(^^)
      2023/11/15
    • あいらぶさん
      本トコさん、コメントありがとうございます!
      この作品に対する皆さんの評価が高く、自分だけが理解できなかったのかも…と思っていましたが、同じよ...
      本トコさん、コメントありがとうございます!
      この作品に対する皆さんの評価が高く、自分だけが理解できなかったのかも…と思っていましたが、同じような感想を投稿されていて、私だけじゃない!と励まされました。
      今後も本トコさんの感想楽しみにしてます!
      2023/11/15
  • 面白かったです!
    人に勧めたいですが、結構トリックが難しいので、

    ・頭のいい人
    ・なんとなく解けた気がしたくらいでも面白いと思える

    タイプかじゃないとお勧めできないかもしれないです。
    私はなんとなくで十分なのでとても満足で、
    同じ作者の別の本も読んでみたいと思いました。

    ・ぶっ飛んだ設定
    ・ぶっ飛んだ倫理観
    なので、不快に思う人もいそうですが、
    物語の世界と割り切って没入すれば面白いです。
    個人的には結構グロいなと思ったので、
    苦手な人は避けた方が良いかもしれません。

  • 2023年。20231014予約→20231029受取。
    あいかわらずのよくこんなの思いつくなぁ、な。家族を守りたかった精神科医の話、かなぁ。
    そんな死に方・・・あるんですかね。作者の想像力がすごすぎる。若気の至りではないかなぁ・・・
    あいかわらずの犯人を暴いた後の、いやそれ違うでしょ、が繰り返される。真相は、びっくり。そんなややこしい。グロにもすっかり慣れてしまった。げぼ。

  • あらゆる倫理観を削ぎ落とした、超絶ロジカル多重解決カオスミステリ。あたおかすぎるて…

  • 途中まで超面白かったけど後の方混乱
    あとグロすぎてなんかご飯たべれなくなったw

全184件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1990年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作で2014年にデビュー。『東京結合人間』が第69回日本推理作家協会賞候補、『おやすみ人面瘡』が第17回本格ミステリ大賞候補となる。『名探偵のはらわた』は「2021本格ミステリ・ベスト10」で第3位。他の著作に『少女を殺す100の方法』『お前の彼女は二階で茹で死に』『そして誰も死ななかった』『ミステリー・オーバードーズ』『死体の汁を啜れ』がある。衝撃的な作品で読者の度肝を抜く、気鋭の本格ミステリ作家。

「2022年 『お前の彼女は二階で茹で死に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白井智之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
川上未映子
今村 昌弘
浅倉 秋成
雨穴
斜線堂 有紀
雨穴
米澤 穂信
青崎 有吾
夕木 春央
岡崎 琢磨
今村 昌弘
夕木 春央
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×