ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 XI 誰が書いたかシャーロック (角川文庫)
- KADOKAWA (2024年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041146866
作品紹介・あらすじ
作家としての成長著しい李奈。確実に読者も増えてきて、さらなるステージアップを目指そうと意気込むが……。『シャーロック・ホームズシリーズ』に絡む事件が発生。その内容とは!?
感想・レビュー・書評
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「はい、杉浦です」
今作は、李奈さんが直木賞候補になっており、
シリーズ序盤に比べて
だいぶ売れて知名度があがってます。
いやー、よかった。
本書は、「バスカルヴィル家の犬」の
原作者が誰かの謎解き
冒頭に「パスカルヴィル〜」の
ナタバレを含むとあり、
先にそちらを急いで読みました。
ネタバレ回避後、
ようやく本書を読む事が出来ましたが、
別に気にしない人もいるかも。
何カ国の専門家にも謎解き依頼をしていたけど
今回は日本人である李奈さんだから
解けた謎かも。
次回作を楽しみにしてます
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今回はコナン・ドイル著の「バスカヴィル家の犬」が著者の創作であるかどうかの謎解きを英国大使館から依頼される。
一方、季奈の新作が直木賞候補になってその賞の行方も気になるところで、実は謎解きと交錯していたり、最後の謎解き会場にはウィリアム皇太子まで登場するというサービスぶり。
それにしてもやはり、季奈の成長スピードが速すぎる! -
ベストセラー作家になっても質素な暮らしをを続けている李奈に、新作が“ある賞”の候補になったとの知らせがもたらされる
その後、ドイル作『バスカヴィル家の犬』についての謎を調べてほしいと英国大使館から依頼された李奈は、賞の発表を待ちながら調査を進めることに
しかし、周辺でおかしなできごとが続発して窮地に追い込まれ……
「このままじゃヒネりがない小説みたい。……逆転がなきゃ面白くないって」
調査の継続を決意した李奈
「あー!」
ひらめいた李奈が真実にたどりつく
《英国文学史上最大の危機とは!?》──帯のコピー
“いま大注目の人気シリーズ”第11巻、2024年1月刊
「はい、杉浦です」
最後のこの一文のつぎの一文が気になってしかたない -
同シリーズ、11冊目Σ(゚∀゚ノ)ノ
本作は、帯や裏の紹介に記載の2つの出来事に巻き込まれる。
駆け足になった気はしますが、逆に李奈にとっては菊池さんが言われた通り、気が紛れて良かったかも!?
コナン・ドイルの作品は、子供の頃に数冊読んだ程度でしたので、やはり偉大な作家も人間なんだな、と親近感が湧きました。
今作のラストも気になりますが、実は前巻の最後の後、実家で事件に巻き込まれると思っており、その辺、今後触れるのか気になっております。 -
相変わらず面白い 次も期待