籠にりんごテーブルにお茶 (角川文庫 た 5-8)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041314081

感想・レビュー・書評

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  • もらった。
    色々の楽しみについて語られる本。語り口が好き。
    内容では、特にぜいたくについての章と、本を食べるという章。

    「母性愛は一面、ものすごいエゴや排他的な愛と、となり合わせになっているからである。母性愛の中に想像力はない。」(135頁)
    渡辺淳一の鈍感力にも同じようなことが強さとして語られる。確かにそういうところがある。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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