危険な殺人者 (角川文庫 に 4-43)

著者 : 西村京太郎

• KADOKAWA (1993年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sky-sea-moonさんの感想 · 2009年2月27日]

平成8.4.30　9版　430
ベテラン新聞記者の田島は自社の紙面で「七歳の子供が自殺…」という妙な記事を発見した。『ママ、サヨナラ』と書かれた遺書と一枚の絵。少年を追いつめたものは何だったのか…。真実を追求し、子供の母親に執拗に迫る田島は意外な真実を掴むがその果てには…。（病める心）日常生活を襲う恐しい罠と意表をつく結末。人気絶頂の著者が贈る傑作オリジナル短編集！（単行本未収録）
病める心・いかさま・危険な遊び・鍵穴の中の殺人・目撃者・でっちあげ・硝子の遺書

著者プロフィール

一九三〇（昭和五）年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」