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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041598139
感想・レビュー・書評
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著者が本当に電車が好きことがよく伝わってくる。中央公論社の重役を辞めたあと専業作家に。人生を楽しんでいる
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インタビュー形式で宮脇俊三の人生を綴っている。題名から鉄道だけの話を想像していたが予想に反して、生い立ちから、学生時代、中央公論社時代と戦前生まれのサラリーマンの昭和史と言う趣きが強く、鉄道とは関係ない部分の話も多い。戦中の焼夷弾の逸話、出版社のストライキなど、苦労話が決して自慢話に聞こえてこない辺りに作者の人柄がよく出ている。鉄道話で言えば日本人は時間にルーズだが、レールが少ないので時刻表が正確という説が一番印象的だった。