肉迫 (角川文庫 緑 612-8)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 307
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041612088

作品紹介・あらすじ

固い決意を胸に秘め、男は帰ってきた。港町N市――妻を殺された男には、闘うことしか残されていなかった。男の熱い血に引き寄せられていく女、”ブラディ・ドール”の男たち。シリーズ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 秋山の復讐。
    シリーズ第三弾。

  • 一人称は秋山。
    妻を殺された父娘がフロリダから帰って来る。フロリダ事件の延長で買った土地に纏わり事件が起こるのだが…
    この物語のキーになる2人の女性、菜摘と秋山の娘の安見。
    拉致された安見を救う為、秋山を乗せた車で菜摘がひた走る。そして想いの丈をぶちまける。意地を見せるのは男だけではないのだ。
    妙に、秋山がタバコの箱に銃弾をしまうシーンが印象的だった。燃え上がる心を秘めた男の背中が思い浮かぶ。
    この時の秋山の革ジャン姿は窮屈そうでな感じはしない。

  • 喪失した男がまた1人。
    その周りに同じく喪失した男達。
    常に1つ先の想いを汲み取って交わされる会話と行動。
    惹き込まれる。

  • いよいよブラディドールシリーズ。ハードル高!このハードボイルドさは、最近馴染みの作家さんにはとうてい及ばないwシリーズ読破が怪しくなった....

  • ブラディ-ドール 3

  • はまりそう。

  • 『ブラディ・ドール』シリーズの第3作。
    今作の主人公はアメリカ帰りの元(?)実業家で、二部構成になっている。
    様式美のような銃撃戦が楽しいw

  • 1部良かったなー!でも2部は話を広げすぎな感じがしちゃって、読後の印象は今ひとつかも。展開も急な印象があるし・・・。もういっそのこと、派手なアクションシーンとか無くてもいいんじゃないかなぁ・・・。

  • 最高

  • なんだこの素敵オッサン天国は。基本ショタの私がときめくほどのナイスミドル祭り。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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