- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041671245
作品紹介・あらすじ
つかの間の時間を過ごしただけなのに、また、彼女の隠された素性を知ってもなお、どうしようもなく彼女に惹かれる龍。彼女を追って軽井沢、石垣島と、静かなる男の激しい戦いが始まるーー
感想・レビュー・書評
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ただ、女への想いを確かめるためだけに闘う男の物語。最後はまさかの展開が待ち受けています。
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アメリカからの殺し屋が 誰なのか?
が 実にわかりやすくて
興味が半減した。
また、杏奈が どんどん 魅力がなくなっていく。
つまり、劣化現象が激しすぎる。
中年のおじさんの 淡い恋も
カサブランカのような
物語となってしまった。
それにしても、秋月のビジネスが
諜報活動とは ちょっと無理がありますね。 -
忽然と姿を消した杏奈。
どうやら秋月のエージェントと思しき男に連れ去られたらしい。
彼女の隠された素性を知ってもなお、どうしようもなく杏奈に惹かれる龍は、彼女の行方を辿り始める。
もう二度と戻るまいと決めた危険な世界に、再び足を踏み出すことを覚悟しながら…。
復讐でも正義でもない。
ただ女への激しい追走劇が、いま、始まった―。 -
殺し屋の正体は読めてしまいました。
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レビューは上巻に。勝浦あたりと思しき主人公の生活の舞台とせいかつぶり。ハードボイルドなタッチとリアリティのバランス。ストーリーの展開とその速度。何れも私にとってとても好ましい作品です。
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大沢作品にしては、静かな感じがしました。
一人の女性のために・・・辺りは、いつもと作風が異なるような気がしました。 -
結果的に面白かったが、スラスラ読み始めるのには購入後半年くらいかかった。主人公がある美しい女性に惹かれ、どんどん違う世界に飛び込んでいく話。かなり面白い。
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勝浦で「世捨て人」的生活を送る松原龍。親友のケインはNY。内村杏奈との出会い。”成り行き”で暮らすが突然いなくなる。杏奈の意思か、連れ去られたのか。深く知りたいが傷つきたくないためにためらうリュウ。杏奈への思いは強くなり、隠された素性を知っても惹かれ、思いやるリュウ。これだけ自分や今の気持ちを抑えて、先々の杏奈の気持ちや将来を優先できるリュウは素敵。ハードボイルドではあるけど、心やさしい感じ。’08.1.16
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昔から好きな作家で読んでいるのですが、最近は枯渇してきた感じです。