天使の爪 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 477
感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671252

作品紹介・あらすじ

麻薬密売組織「クライン」のボス、君国の愛人の体に脳を移植された女刑事・アスカ。かつて刑事として活躍した過去を捨て、麻薬取締官として活躍するアスカの前に、もう一人の脳移植者が敵として立ちはだかる。

感想・レビュー・書評

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  • 脳移植により、元刑事の頭脳を持ちながら美女の身体を与えられたアスカは、麻薬取締官として働いていた。仁王との関係は進められず、捜査もできずに悶々としていたアスカだが、偽札を巡るチェチェンスカヤとロシア政府の抗争に絡んで行くなか、新たな脳移植者で殺し屋のヴォールクがアスカを狙う。
    アスカは格好いいヒロインではあるのだが、短気すぎていい加減にしろと思うことがある。そのわりにやり方が中途半端というか。もっと徹底的にやるか、上司?を利用できる方法を探せばいいのに、という感じ。持っている武器を使えていないというか。そうしないと話が進まないから、というのはあるが、前巻からそうだったので、またおなじことしているの?という感じ。周りが大変。

  • 新たなシリーズとして読んだが安定の面白さ

  • 「天使の牙」の続編。
    脳移植を行われたアスカは麻薬取締官として過ごしていた。
    そんな麻薬取締部が襲撃され、アスカが犯人との交渉役となったことから始まる過酷な事件。
    それは日本に留まらず、海外を相手にする壮絶な展開を見せる。

    2017.4.16

  • 著者の本はずっと読んでみたかったのだが、これはちょっと取っ付きづらいかなぁ。
    前作を読んでないのもあるとは思うが、壮大な話と脳移植というのにまずはまりきれず、ちょっと主人公含め周りが格好よすぎかなぁ。
    後半はどう収まるのかな?

  • 明日香であったときには無縁だった、人を惹きつける容姿と以前よりもずっと戦闘に向かない脆弱な身体にアスカが煩悶しつつも折り合いをつけて「ずるく」なっていくのが(そしてそれに自覚的であるのが)良い。まあ、男から見た女でしかないのは否めないけれども。

  • 読み終わりました。大沢在昌著「天使の爪(上)」。

     文庫本上下巻1000ページを超える大作です。

     しかし読み出すと、その厚さなど気にせず、どんどん先が読みたくなるのが、大沢在昌の魅力です。

     前作「天使の牙」の続編です。
     
     脳移植を受けて別人になった女刑事「アスカ」と恋人の刑事「古芳」が戦う今回の敵は、ロシアの情報機関です。

     そこにアメリカの情報機関や警察内部の抗争が絡み合い、壮絶な戦いが開始されます。

     まだ、上巻しか読み終わっていないので、後半の展開がますます楽しみです。

  • 脳移植によって生まれた麻薬取締官・神崎アスカは、美しくも脆弱なマフィアの女の肉体と、元女刑事の強靱な精神を併せ持つ。
    ある日突然、麻薬取締部が襲撃される。
    ロングコートだけをまとい、乗り込んできた全裸の女は、一人を射殺し、犯罪者の引き渡しを要求して立てこもる。
    交渉人に指名されたアスカは、かつての同僚で恋人の古芳とコンビを組み、無事、人質を救出。
    だがそれは、壮絶な闘いの幕開けにすぎなかった…。

  • 上下巻合計で約千ページ、長かった。

    「天使の牙」で登場した、神崎アスカシリーズの二作目。

    アスカを手術した医師がアメリカを追われ、ロシアに行き同じ手術をする。脳は殺し屋、体は戦士で、文字通り殺人モンスターと化す。

    警察関係者、CIA職員、ヤクザ、民間人含め何人死んだ事か。数えたくもないけど・・・。

    最終的には勿論アスカと仁王が勝利する。

    物語中にも出てくる台詞だが、なぜそのような手術を受けた貴重(?)な人間が、偽札の回収のみに日本に来たのか、よく考えるとわからない。

  • 天使の牙の続編。
    あるとは思ってなかったので、びっくりでした。

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著者プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

「2021年 『爆身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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