バイバイまたね (角川文庫 き 9-43)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784041673454

感想・レビュー・書評

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  • モノクロの中に射し込む光と、
    緑や色とりどりの花の隙間からこぼれる
    空と海と半透明の雨粒。

    六月のすずしい夜のバラの匂いの寂しさ。

    花は咲き、散り、種となり。
    落ちて、芽吹いて、また花開く。

    さよならの後には はじまりが待っている。
    バイバイ、またね。
    は、巡りゆく季節のはじまりの音。

  • 銀色夏生の写真詩集。

    写真のモデルが吉高由里子だそう。
    肝心の詩は、あまり好みのものはなかった。
    直接的な表現が多いというか。
    表現しすぎない美が好きだ。



    何かを思い出してか
    映画か本か街角か
    夢でみたことだったか
    覚えてないけど
    なつかしい人に出会ったという喜びの残像が
    今も 胸の奥でゆれている

  • 銀色夏生の詩集。また、遊びに来てしまった。いつ戻ってきても、また一緒に夢を見てくれる、そんな作品です。

  • 小学生の吉高由里子が出演。

  • 03064

  • ロマンチックだったと思います。写真の中に今をときめく女優さんらしき方が写っていた気がして凄く気になりました。

  • わたしが銀色夏生さんを知ったのは、23年前の、23歳の春でした。
    本屋に並んでいた「つれづれノート」を手にしたのがきっかけで
    それから、ずっとのファンです。
    銀色フリークと自負しています。

    「バイバイまたね」は平成13年に発行された本です。

    この「バイバイまたね」をなぜ「風の本棚(スピリチュアル系)」に入れたかというと・・

    たった1行の詩が、当時のわたしを大きく救い、
    そして、また、その詩がずっと心の奥に住んでいたからです。

    その1行の詩は

    【私は人生(ここ)に遊びにきた】

    そのとき思ったことは

    「そうだ。人生は大いなるゲームなのだ!」

    ということでした。

    わたしは自分の人生に、困難な条件をあえてたくさん付加をして
    ここへ来たのだ。

    そう受け取ったのです。

    当時は、スピリチュアルという言葉は
    今のように主流ではなかったと思います。

    でも、今思っても、かなりスピリチュアルな1行です。

    そんな銀色さんに、2010年11月にお会いすることができました。
    交わした言葉は、とても短いものでしたが。
    銀色さんの手は、包み込むように暖かく、瞳は深く。
    ほんとうにスピリチュアルな人でした。

    「バイバイ またね」

    また、お会いできる日があると確信しています。

  • きれいにまとまってはいるものの…これというもののない一冊でした。

  • 母に小学生のころになぜかプレゼントされた本。

    当時は一生懸命、詩を理解しようと頑張っていました。

    今は、写真と文がひとつになっているところが素敵だな、なんて新しい目線で見ています。この詩集に出てくる女の子が決して美人ではないけれど好きです。

  • 写真と詩の組み合わせが良い感じです。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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