決めないことに決めた つれづれノート(16) (角川文庫 き 9-71)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041673737

感想・レビュー・書評

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  • ところどころにいい言葉がちりばめられています。

  • さくくんのことで引越しを考える銀色さんの落ち着かなさが伝染する。転校うまくいってよかったなー
    カーカは人の意見を取り込んでないように見えるけど、やっぱり銀色節に育てられただけはあるんじゃないかなと思う。すっと銀色さんと(意見が合わなくても)会話が通じてる時などに。
    どっちがどっちの父親の子か度々分からなくなる。
    私はギリギリ感不安定感のよりある時期のつれづれが好きだけど、変化するのは当然で、尊敬する親戚のおばちゃんのように今後の変化も楽しみに追っていきたい。


  • 銀色さんの日常がつれつ゛れなるままに書かれている。でも、何だかとても楽しい。

    人生をこつこつと重ねていって、その後に見えるものは何だろうか。

    これからも、追いかけます。

  • 夏忙しかったせいか出ていたのに全然きづかなくて、出てるらしいと遅ればせならが気づき、休み時間に買いに走りました。というと、大ファンみたいだけれど案外そうでもない。けれど、出るといそいそと買って読んでしまう。中毒性があるのだろうか。銀色麻薬。内省的なことが書いてある部分でときどき深く納得させられる部分がある。たぶん、日常生活を抽象的にとらえても、人とあまり話し合ったりしないから、人の考えを知れてうれしいのかもしれない。ただ、やっぱり彼女の詩とかは全然ピンとこない。現代詩の読みすぎのせいかもしれないが。

  • つれづれシリーズは、全部読んでます。

    影響受けやすいわたしは、つれづれを読んで物の考え方が変わった部分が多々あります。

  • 家族と暮らすあんなことこんなこと。
    息子の転校、娘の卒業をまじえて、あちこちいったり仕事したりな銀色さんの日常。
    あれやらこれやら、テレビと現実と作ることと動くこと。
    一日一日がふつうの日記。

  • すっごくひさびさのつれづれノートとの再会!!
    かんちゃんが女子高生??さくぼうも大きくなっちゃって・・・。
    とすっかり親戚のおばちゃんみたいな気分でした。
    一時、中断する頃のつれづれは読むのにちょっとパワーがいるほど暗い感じだったけど、
    今回のは大丈夫だったー。
    ポジティブで家族がみんなつながってて、すてきな親子になってるな、と思いました。
    いつかどこかで出会えるような気がする銀色ファミリー、これからもよろしくね☆

  • 今回はさくちゃんの件にちょっとハラハラしたので、前回より早く読めた。かんちゃんも思うところがたくさんあるのだろう。かんちゃんに心からのエールを送りたい。

  • 帯には「ゆっくり読んで」と書いてあったけど、楽しくてすぐ読んじゃった。
    でも、Aくんとカーカが似ているってところは、やっぱりそうなのか…って、胸が痛かった。

  • 銀色夏生のエッセイや日記、もう読まなくてもいいかな、なんて最近は思ったこともあったけど、やっぱりおもしろかった。自分の現在の精神的な状態にも関係あるのかしらん。あるいは宮崎が舞台だったころに比べて、都会生活が楽しそうに見えるのかなー(笑)。表参道に住んでて六本木ヒルズに映画を見にいく、とかね。なんだか銀色さんも楽しそうに感じたんだけど。もちろん、なんてことない平凡な日々もたくさんだけど。読むのが楽しくて、毎日読むのが楽しみで、読み終わるのが寂しいと思うほど。わたしが特に好きなのは、気持ちが暗い、とか、なんだかわからないけど気が沈む、とか、失敗だった、とかっていうようなことも書かれているところ。思ったままを飾りなく書いているところが好き。共感するというか、同じだと思って慰められるというか。公の日記とかブログって、表の顔っていうか、いいことしか書いてないのが多いからー(笑)。

著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

銀色夏生の作品

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